マライア・キャリー、Island/Def Jamと契約

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5月8日(水)、Mariah CareyがIsland/Def Jamと契約を結んだことが発表された。この契約には、Mariah自身のレーベルの設立も含まれている。

Island/Def Jamの社長兼最高経営責任者のLyor Cohenは「多くの競合会社がMariahに申し出ている中、彼女が自身の素晴らしいキャリアの次の段階をスタートさせる場所として、Islandを選んでくれたことを大変うれしく思います」としている。

Universal Music Group傘下のIsland/Def Jamには、Jay-ZRyan AdamsJa RuleAshantiなどが所属する。

Mariahは1月にVirgin Recordsから2800万ドルの支払いで正式に契約を解除され、これにより彼女の複数のアルバムにわたる巨額な世界発売契約に終止符が打たれた。Mariahは'01年4月の契約成立時に支払済みだった2100万ドルもそのまま受け取ることになっており、この短命な契約で合計4900万ドルを受け取る。Mariahが契約期間中にリリースしたのはアルバム『Glitter』1枚のみ。

EMIは音楽の売上全体が落ちてきている中、経費を軽減するため、Mariahとの契約解除を決断した。Virgin移籍後の第1弾アルバム『Glitter』の売上は全米でわずか50万枚に留まり、前作までのような評判を得られなかった。

MariahはEMIのVirgin Recordsを離れた1月以降、初めてのプロジェクトをスタートさせるべく、最近スタジオに入ったようだ。Mariahはオフィシャル・サイト(mariahcarey.com)の4月27日に公開されたボイス・メッセージの中で次のように話している。「レコーディングやそれに付随する仕事で最近、ずっと忙しくしているわ。全てが本当にうまくいってる」
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