ビースティ・ボーイズのMike D、ベアネイキッド・レディース、トム・ペティが“無謀なエネルギー政策”に異議を唱える

Beastie BoysのMike Diamond、Barenaked Ladies、Tom Pettyの署名の入ったEメールがある。その内容は現在、米国の上院で協議されている、ブッシュ政権による“無謀なエネルギー政策”との闘いに協力するよう米国民に呼びかている。

メールにはこう記されている。「アメリカのエネルギー需要によって引き起こされた問題を解決する代わりに、この近視眼的な政策は、アメリカに残された最後の未開の大自然であるArctic National Wildlife Refuge（北極圏国立野生生物保護区）の一部を開発することを勧めているのです。こんなことをさせてはいけません」

ミュージシャンたちからのメールによれば、政策案の一部は“石油産業のロビイストたち”の手によるものだという。この政策はすでに下院を通過している。「上院は私たちの最後の砦です。いま行動を起こさなければ、私たちの世界は永遠に変わってしまうのです」

メールでは、上院の多数党（民主党）院内総務、Tom Daschleから出された代案を支持している。この代案では、再生可能エネルギーや（太陽熱利用などによる）“クリーン”な電気の使用を増加させ、新しい乗用車やトラック、SUVの燃費基準を40マイル/ガロンへ規制することなどが挙げられている。

Diamondらはメール受信者に対して、メールを他の人に転送すること、また環境運動団体のSave Our Environmentのウェブサイト（saveourenvironment.org）を通して無料FAXを各地区の上院議員に送ることを勧めている。

このメールは、同団体のNew Power Artistsキャンペーンの一環で、このキャンペーンにはAlanis Morissette、Dave Matthews Band、R.E.M.、Mobyなども協力している。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com