トラヴィス、ダイド、ストロークスらがBrit Awardsを受賞
Travis、Dido、新進気鋭のUSバンドStrokesらが2月20日(水)、ロンドンのEarl's CourtでBrit Awards 2002を受賞した。
Travisは2度目のベスト・ブリティッシュ・グループに輝き、Didoは彼女のデビュー・ヒット作No Angel』でベスト・ブリティッシュ女性と、ベスト・ブリティッシュ・アルバムの2賞を受賞。一方、Strokesは絶賛を受けたデビューアルバム『Is This It?』でベスト・インターナショナル新人を獲得した。
他の主な受賞者はRobbie Williams(ベスト・ブリティッシュ男性)、Shaggy(ベスト・インターナショナル男性)、Didoと同じく2つ以上の賞を受賞したKylie Minogue(ベスト・インターナショナル女性、ベスト・インターナショナル・アルバム『Fever』)。また、Stingが英国音楽への傑出した貢献を認められ、栄誉賞を受賞した。この賞はこれまでにもBeatlesやElton John、Stingの元バンドPoliceなどに贈られている。
今回のBrit AwardはTravisにとって3つ目。彼らは2000年に2ndアルバムThe Man Who』で2つの賞を獲得している。昨年リリースされたThe Invisible Band』で、スコットランド出身の彼らは英国で最も重要なグループのひとつとなった。フロントマンのFran Healyは歴史観をふまえて、次のようにLAUNCHに語っている。
「すごくトラディショナルで、旧式なバンドだ。たぶん、黄金時代に戻ってるんだろうね。そこでは大工が週日に仕事をし、パン屋はパンを焼き、人々は皆、平日にそれぞれの仕事をしている。それで週末にはバンドが曲を演奏して、みんなの心を和らげ、くつろがせるんだ。でも、それは奉仕活動だった。だから、僕たちは言ってみれば、イギリスの公共サービスのひとつみたいなもんなんだ。救急車やAA……Automobile Association(自動車協会)のことね……なんかがあって、それにTravisさ」
NY出身のグループStrokesは、米国リリースのかなり前からイギリスで大絶賛されており、Linkin Park、Nelly Furtado、Avalanches、Anastasiaらの大物が競う分野でトップに立った。
StrokesのギタリストNick Valensiは次のようにLAUNCHに語っている。
「まさに最初にリリースしたのはイギリスだった。そこでまずスタートを切った感じ。そしたらすぐに人々がついてきてくれた。けれど、世界中のどこに行っても、バンドのオープニングでStrokeを見たことのない観衆を前にプレイすると、同じ反応があったんだ。人気が出てきたんだと思うよ」
Brit Awards 2002受賞者リスト:
Best British newcomer(ベスト・ブリティッシュ新人): Blue
Best British female(ベスト・ブリティッシュ女性): Dido
Best British male(ベスト・ブリティッシュ男性): Robbie Williams
Best British group(ベスト・ブリティッシュ・グループ): Travis
Best British single(ベスト・ブリティッシュ・シングル): “Don't Stop Movin'” S Club 7
Best British dance act(ベスト・ブリティッシュ・ダンスアクト): Basement Jaxx
Best British album(ベスト・ブリティッシュ・アルバム): 『No Angel』 Dido
Best British video(ベスト・ブリティッシュ・ビデオ): “21 Seconds” So Solid Crew
Best international album(ベスト・インターナショナル・アルバム): 『Fever』Kyle Minogue
Best international male(ベスト・インターナショナル男性): Shaggy
Best international female(ベスト・インターナショナル女性): Kylie Minogue
Best international newcomer(ベスト・インターナショナル新人): the Strokes
Best international group:(ベスト・インターナショナル・グループ) Destiny's Child
Best pop act(ベスト・ポップ・アクト): Westlife
Outstanding contribution to British music(英国音楽貢献賞): Sting
Neal Weiss and Lyndsey Parker, Los Angeles LAUNCH.com
Travisは2度目のベスト・ブリティッシュ・グループに輝き、Didoは彼女のデビュー・ヒット作No Angel』でベスト・ブリティッシュ女性と、ベスト・ブリティッシュ・アルバムの2賞を受賞。一方、Strokesは絶賛を受けたデビューアルバム『Is This It?』でベスト・インターナショナル新人を獲得した。
他の主な受賞者はRobbie Williams(ベスト・ブリティッシュ男性)、Shaggy(ベスト・インターナショナル男性)、Didoと同じく2つ以上の賞を受賞したKylie Minogue(ベスト・インターナショナル女性、ベスト・インターナショナル・アルバム『Fever』)。また、Stingが英国音楽への傑出した貢献を認められ、栄誉賞を受賞した。この賞はこれまでにもBeatlesやElton John、Stingの元バンドPoliceなどに贈られている。
今回のBrit AwardはTravisにとって3つ目。彼らは2000年に2ndアルバムThe Man Who』で2つの賞を獲得している。昨年リリースされたThe Invisible Band』で、スコットランド出身の彼らは英国で最も重要なグループのひとつとなった。フロントマンのFran Healyは歴史観をふまえて、次のようにLAUNCHに語っている。
「すごくトラディショナルで、旧式なバンドだ。たぶん、黄金時代に戻ってるんだろうね。そこでは大工が週日に仕事をし、パン屋はパンを焼き、人々は皆、平日にそれぞれの仕事をしている。それで週末にはバンドが曲を演奏して、みんなの心を和らげ、くつろがせるんだ。でも、それは奉仕活動だった。だから、僕たちは言ってみれば、イギリスの公共サービスのひとつみたいなもんなんだ。救急車やAA……Automobile Association(自動車協会)のことね……なんかがあって、それにTravisさ」
NY出身のグループStrokesは、米国リリースのかなり前からイギリスで大絶賛されており、Linkin Park、Nelly Furtado、Avalanches、Anastasiaらの大物が競う分野でトップに立った。
StrokesのギタリストNick Valensiは次のようにLAUNCHに語っている。
「まさに最初にリリースしたのはイギリスだった。そこでまずスタートを切った感じ。そしたらすぐに人々がついてきてくれた。けれど、世界中のどこに行っても、バンドのオープニングでStrokeを見たことのない観衆を前にプレイすると、同じ反応があったんだ。人気が出てきたんだと思うよ」
Brit Awards 2002受賞者リスト:
Best British newcomer(ベスト・ブリティッシュ新人): Blue
Best British female(ベスト・ブリティッシュ女性): Dido
Best British male(ベスト・ブリティッシュ男性): Robbie Williams
Best British group(ベスト・ブリティッシュ・グループ): Travis
Best British single(ベスト・ブリティッシュ・シングル): “Don't Stop Movin'” S Club 7
Best British dance act(ベスト・ブリティッシュ・ダンスアクト): Basement Jaxx
Best British album(ベスト・ブリティッシュ・アルバム): 『No Angel』 Dido
Best British video(ベスト・ブリティッシュ・ビデオ): “21 Seconds” So Solid Crew
Best international album(ベスト・インターナショナル・アルバム): 『Fever』Kyle Minogue
Best international male(ベスト・インターナショナル男性): Shaggy
Best international female(ベスト・インターナショナル女性): Kylie Minogue
Best international newcomer(ベスト・インターナショナル新人): the Strokes
Best international group:(ベスト・インターナショナル・グループ) Destiny's Child
Best pop act(ベスト・ポップ・アクト): Westlife
Outstanding contribution to British music(英国音楽貢献賞): Sting
Neal Weiss and Lyndsey Parker, Los Angeles LAUNCH.com
この記事の関連情報
【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vol.141「TRAVIS来日公演で見えたコロナ禍の先の未来」
全英アルバム・チャート、ラッパーHeadie Oneのデビュー作が初登場1位
ベースメント・ジャックス、裏ベスト盤リリース記念のタワーレコード限定特典としてハウス・コレクティヴCYKによるプロモ・ミックスCD決定
<SOMEWHERE,>、石野卓球の出演が決定
フェニックス、ジャスティスら出演<SOMEWHERE,>、ジャガーさんの参戦決定
ベック、トラヴィスらのインタビュー含むフジロック特番がオンエア
【ライブレポート】チームしゃちほこ、BASEMENT JAXXとの奇跡のコラボが本当に実現
チームしゃちほこ、まさかのBASEMENT JAXXからご指名でコラボ。「誰も見たことが無い、超壮大で、素晴らしいものになる」
ベースメント・ジャックス、新作『フント』全曲試聴、「Galactical」MV公開