フー・ファイターズがクィーンのBrian Mayから特別サービスを受ける

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QueenのギタリストBrian Mayが先日、ロサンゼルスのConwayスタジオでFoo Fightersと2曲のレコーディングを行なった。MayがQueenの公式ウェブサイトで明かしている。

「ああ、Foos(Foo Fighters)の次のアルバムの2曲で、ちょっとばかり手を動かしてきたよ」「1曲はすごくリズムの激しい曲で、“Get Down Make Love”風のギターを入れてきた。ソロも少しね。……今回のセッションでは、(“Get Down Make Love”に使用したものではなく)新しい機材をいろいろと試しながら、同じような効果を出すようにしたんだ。実際はちょっとばかり違うんだけどね。だから、おもしろい発見もあったし、曲にもうまくハマったみたいだ。……もちろんすべて実験的なものだったけど、参加した理由は、単純に素晴らしい友だちと一緒に作業するのが楽しいからさ」

彼は2曲目の“変わった”曲は、ある種の“語りバラード”だと表現している。「『Queen II』風の豪勢なハーモニーのギター・サウンドを入れたよ」

しかしMayは、彼の参加パートが完成盤に収録されるという保証はしていない。
「彼らは使って構わないんだよ。後で改めて冷静に聴いたときに、バンドとして(もしくは[リーダーの]Dave[Grohl]が!) イイと思えばね!」

Mayは、Foo FightersがQueenでの彼の作品を隅々まで知り尽くしていると付け加えている。
「(ドラマーの)Taylor(Hawkins)とDave(Grohl)は、Queenがやったものすべてをよく覚えてる。僕がAC30(ギターアンプ)を全開にしてトレブルを絞り、全部のピックアップにファズをかけたギターをつないで、フィードバックさせて、チェロ風のサステインをきかせたとたんに、Taylorが“おっ!「White Queen」サウンドだ!!”ってきた。もちろん、ピッタリそのとおりなんだよ。たぶん、もう15年くらいそのサウンドは使ってなかったのに」

少しばかり遡るLAUNCHのインタビューで、MayはFoo Fightersのことを、お気に入りの“新しい”バンドのひとつだと答えていた。昨年、ニューヨークで開催されたRock And Roll Hall Of Fame(ロックの殿堂)の記念セレモニーでは、MayとFoo FightersはジョイントでQueenの“Tie Your Mother Down”の素晴らしいヴァージョンを聴かせている(2001/3/21ニュース)。

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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