エアロスミス、スコットランドでの感謝祭の思い出

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Aerosmithはドラッグ中毒を克服し、復帰できないという噂をうち破り、'80年代のどん底から'90年代のロック史にカムバックして大きな成功を収めたバンドのひとつだ。そのような歴史を持つ彼らは感謝祭で感謝することがたくさんある。LAUNCHはベースプレイヤーのTom Hamiltonに最も思い出深い休日について訊いてみた。

「数年前のある11月、ヨーロッパツアーをしてスコットランドのエディンバラまで行ったんだ。その日は感謝祭で、ホテル側が“ワォ、今日は感謝祭だ。皆さんに感謝祭のディナーを用意しますよ”って言ってきた。感謝祭はアメリカの休日で、他の国ではあまり祝ったりしないだろう? だから、インスタントの七面鳥ディナーが出るようなことはなかった。彼らは本当にどうしたらいいか考えたみたいで、結局スコットランドの感覚を取り入れたものになったんだ」

Hamiltonは次のように付け加える。

「彼らが出してくれた料理にハギスというのがあって、聞いたことはないだろうけど、羊の心臓や肺をすりつぶしたものなんだ。それを細かく刻んで膀胱や胃袋なんかに詰めて調理する。出来上がると、それら全部を持ってきて、テーブルの上に並べ、切り開く。見てるとぞっとして気味悪いけど、でも、それがウマくて、本当にいい味なんだ。みんなすぐに平らげたよ」

Aerosmithは、今年の感謝祭は故郷のボストンで家族といっしょに過ごす予定。

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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