ゴリラズ、PJ ハーヴェイらが“Shortlist Prize”の最終候補10作品に選ばれる

Gorillazのデビューアルバム『Gorillaz』、PJ Harveyの『Stories From The City, Stories From The Sea』、Bilalの『1st Born Second』が、新しく設立された音楽賞“Shortlist Prize For Artistic Achievement In Music”の最終候補10作品に選ばれた。この賞は特定基準に基づき、過去一年にリリースされたアルバムからベストを選ぶもので、10月3日（水）にビバリーヒルズで発表された候補リスト挙がっているその他のノミネート作品は、Dandy Warhols『Thirteen Tales From Urban Bohemia』、Ryan Adams『Heartbreaker』、Siqur Ros『Agaetis Byrjun』、Jay Dee『Welcome To Detroit』、Nikka Costa『Everybody Got Their Something』、Talib Kweli & Hi Tek『Reflection Eternal』、Air『10,000 HZ Legend』。

Gorillazのミュージックの生みの親であるBlurのDamon Albarnが、アルバム制作での最大の障害は何だったかについてLAUNCHに話している。

「どうやって完成させたらいいのか、全然わかんなかったよ」「それぐらいすべてにオープンな感覚で始めたからね。でも、そういうのはやっていくうちに勝手に決まっていくんだ。だから、別に心配はしてなかった。それに基本的には“俺が”音楽を作ってるっていう感じだったし、ただ作るのに時間がたくさんあったっていうだけ。プレッシャーもないし、まあ、なんていうか、急かしてくるような他のメンバーっていうのもいなかったしね」

候補作品のリストは、プロデューサー、ジャーナリスト、ラジオ・パーソナリティ、ミュージシャンたちによって作成された。候補作選びに参加したミュージシャンにはBeck、Macy Gray、Foo FightersのDave Grohl、Nine Inch NailsのTrent Reznor、Aimee Mann、Mos Def、Roots、?uestlove、Lucinda Williamsなどがいる。審査対象となる条件は、'00年6月30日以降に発売されたアルバムで、ノミネート選考時点で米国での売上が50万枚未満であること。第1次候補では49枚のアルバムが選ばれていた。“Shortlist Prize”受賞者は10月30日にロサンゼルスで発表される。

Darren Davis, New York and Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com