リンプ・ビズキット、オーストラリアのフェスティヴァルでの死亡事故に関し事情聴取を受ける
今年1月26日にオーストラリアのシドニーで開催された“Big Day Out”フェスティヴァルで10代の少女が亡くなった事故の調査は現在も続いており、シドニーの検死局はLimp Bizkitおよびマネージメント会社に事情を聞くため7月中旬にロサンゼルスを訪れた。亡くなったJessica Michalikは心臓発作を起こしており、検死局では彼女の発作は人の波に押しつぶされて引き起こされたとみている。事故は通称“Pit(ピット)”と呼ばれているステージ前のエリアで起こった。被害者は発作から5日後に亡くなり、他にも6名の負傷者が出ている。調査によりシドニーの検死局は検察に起訴を勧めることができるが、検察側は必ずしもこの提案を受け入れる必要はない。
Limp Bizkitは、フェスティヴァルではファンの安全のために“T型”もしくは“H型”の防護柵を使用するように現地のプロモーターに対し強く求めていたが、案の定、プロモーター側は防護柵ナシという自分たちのやり方を押し通してしまった。バンドは事故直後に警備体制の不備を理由に残りの日程をキャンセルしている。
ギタリストのWes Borlandは、適切な防護柵が使用されないとどうなるか、現場にいる人間の意見としてLAUNCHに話してくれた。
「みんながギュウギュウ詰めになっている状況で、ひとりが気を失って倒れたり、つまずいて転んだりしたらどうなるかっていうと、周りにいる人たち全員が転んでしまうのさ。邪魔があって膝がつけないから、体勢を直せないんだ。後ろからは押されてるし、お互いの頭でなにも見えないから、みんなそのまま前のほうに押してきてしまう。穴から2メートル足らずの距離にいても、誰も穴に気がつかないってわけさ。誰も人が落ちてることに気がつかないんだ」
Darren Davis, New York LAUNCH.com
Limp Bizkitは、フェスティヴァルではファンの安全のために“T型”もしくは“H型”の防護柵を使用するように現地のプロモーターに対し強く求めていたが、案の定、プロモーター側は防護柵ナシという自分たちのやり方を押し通してしまった。バンドは事故直後に警備体制の不備を理由に残りの日程をキャンセルしている。
ギタリストのWes Borlandは、適切な防護柵が使用されないとどうなるか、現場にいる人間の意見としてLAUNCHに話してくれた。
「みんながギュウギュウ詰めになっている状況で、ひとりが気を失って倒れたり、つまずいて転んだりしたらどうなるかっていうと、周りにいる人たち全員が転んでしまうのさ。邪魔があって膝がつけないから、体勢を直せないんだ。後ろからは押されてるし、お互いの頭でなにも見えないから、みんなそのまま前のほうに押してきてしまう。穴から2メートル足らずの距離にいても、誰も穴に気がつかないってわけさ。誰も人が落ちてることに気がつかないんだ」
Darren Davis, New York LAUNCH.com
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