U2のBono、再びワシントンD.C.へ

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U2のヴォーカル、Bonoが再びワシントンD.C.へ出向き、世界規模の債務免除とアフリカでのエイズ蔓延について強く訴えた。Jubilee 2000キャンペーンを通して、世界中の各国政府に発展途上国への債権放棄を訴えているBonoは、U2の“Elevation”ツアーのオフ日である6月1日(金)にエイズ会議に出席して発言し、また大統領首席補佐官代理のJosua Boltenとも会談した。

Bonoは会議の出席者たちに向かって次のように述べた。
「債務免除の最も特筆すべきことは、両党連立した動きであるということです」「エイズ問題、そしてアフリカについてホワイトハウスの人々とここで討議が進行しています。これは大統領、政府にとって本当に非常に重要なことですし、私の意見を少しだけ言わせてもらおうと思ったわけです」

Bonoは最近、この問題について一般の協力を得るためには、現政府は米国民に対し状況を明確に説明すべきであると語っていた。
「中世のヨーロッパで人口の3分の2の命を奪ったペストの流行以来の、人類にとって最大の脅威であることを説明し伝えること。そうした(ペストの流行のような)ことが現在の我々の時代に起こっているわけで、(この情報を)米国の人々に伝えるためにはそのための舞台、そして脚本が必要なんだ」「彼らは必ずこの難題に立ち向かっていってくれるに違いない。大統領から情報を伝えてほしいんだ。エベレストを見せてくれれば、我々は登るさ」

U2は6月5日からボストンのFleetCenterで4日間の公演を行なう。

Gary Graff, Detroit and Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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