トゥールのベーシストJustinが、ヴォーカルMaynardの長期不在を語る

チャートトップを獲得したToolの『Lateralus』は、ヴォーカリストのMaynard James Keenanがバンドに復帰してから制作されたアルバムだ。彼は、再活性した別のグループ、A Perfect Circleで活動していた。

Toolのベーシスト、Justin ChancellorはToolの残りのメンバーがどうやってKeenanの不在に対処したかLAUNCHに語ってくれた。
「彼にはこう言ったんだ。“行けよ。やりたいことをやれ。思う存分やってみればいいじゃないか、俺たちは待ってるから。戻ってきたらまたいっしょに仲間になろう”って」

A Perfect Circleは大成功を収め、Keenanは予定より長くToolを離れることになった。Chancellorは、バンドが彼の長期不在について感じたことを次のようにLAUNCHに語る。
「ただ、彼らが成功したので、しゃくにさわったというわけではないけど、ちょっといら立ったね。誰もが思いもしなかったほどツアーが長引いた。そういったことが最後までちょっとしたフラストレーションとなっっていたんだ。それに、まったく不安定で嫌な時期でもあったしね。“あいつは何をしてるんだ？”って感じで。でも、彼にとってはすごく健康的なことだったと思う。結局、それでみんなが親密になれたんだから」

Chancellorは次のように付け加える。
「自分たちにあるものをよく理解することが大切なんだ。4人のミュージシャンとして僕たちが持っている価値をね。ことわざにもあるだろ？　“Distance makes the heart grow fonder（離れていると愛情が深まる）”って。まさにその通りだよ」

Darren Davis, New York and Gary Graff, Detroit　LAUNCH.com