Joey RamoneトリビュートでCBGB'sは満員、グリーン・デイが飛び入りで参加

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4月30日(月)の夜、ニューヨークのCBGB'sでMickey Leigh、 "Handsome" Dick Manitoba、 George TabbらによるJoey Ramoneのトリビュートが行なわれた。

ライヴではBlondieのDeborah Harry、Joan Jettら、Joeyの親しい友人たちがステージに上がり、彼との思い出を分かちあった。会場は観客であふれ、CBGB'sのオーナー、Hilly Kristalは、これ以上、人を入れることはできないとLAUNCHに話したが、それでもファンはスペースが空くのを待って列を作っていた。トリビュートは夜中になっても終わらず、オーナーは午前1時にクラブを去ったが、コンサートはその後も盛り上がった。この模様は近日中にCBGB'sのサイトで放映される予定。

またCBGB'sではJoeyの母親がスポンサーとなっている5月19日のHammerstein Ballroomでのバースデートリビュート、「Life's A Gas--Joey Ramone's Birthday Bash(すばらしき人生、Joey Ramone誕生日パーティー)」のチケットも購入できる。当日はGreen Dayが出演、午後8時から夜中まで演奏を行なう予定で、その後、パーティーが開かれる。

Green DayのBillie Joe Armstrongは、先月リンパ腺ガンで亡くなったJoeyとの思い出と、彼についてファンが覚えておくべきことをLAUNCHに語った。
「基本的に彼はパンク・ロックのキングだった。人々に何かのアイデアを与え、命が尽きるまで、すごく偉大な精神を持っていたと思う。彼のインタヴューを見て、話してるのを聞いたりすると、まずRamonesの全てにそのスピリットを注ぎ込んでいるってことが分かる。だけど、それは若さにしがみつこうとしている人、みたいな感じじゃなくて、その精神を生き抜いて、それを語るために生きているという感じなんだ」

CBGB'sのスピリットに浸るために、Green Dayは先週、Late Show With David Lettermanの出演を終えた後、4月26日(木)にクラブを見に行った。そこでは元D Generationのヴォーカル、Jesse Malinがフロントマンを務める新バンド、Bellevueのステージが行なわれていたが、Bellevueの演奏が終わるとGreen Dayは機材を借り、昔の曲を多く取り入れて即興でプレイし始めた。その場で始まったギグは約100人の観客と共に午前2時まで続いた。

Darren Davis、ニューヨーク
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