マリリン・マンソンのTシャツ禁止の判決が連邦裁判所でも支持される

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3月19日(月)、生徒のMarilyn MansonTシャツ着用を禁止するオハイオ州の高校の規則が、第6連邦巡回控訴裁判所で支持された。当初、生徒のNicolas J. Boroffは、合衆国憲法修正第1条(信仰や言論の自由の保障など)に違反するものとして連邦地方裁判所において学校を訴えた。裁判官はオハイオ州ヴァンワートにあるVan Wert高校を支持する判決を下し、19日(月)の連邦巡回控訴裁判所における略式裁判でもこの判決が支持された。

Boroffの弁護士、Chris K. StarkeyはLAUNCHにこう語った。
「非常に残念なことで、いかにも何をか言わんやという結果でしょう。(裁判所は)学校側の秩序を乱すものだという主張をあまりにも簡単に受け入れすぎたと思います。まるで、学校が考慮すべきなのは特定の生徒の表現が(学校の)秩序を乱すものであるかどうかだけで、それによりなんでも禁止することができ、生徒を黙らせ、あらゆるメッセージを押し込めることができると言っているようなものです」

Van Wert高校側の弁護士、Paul R. BonfiglioはLAUNCHの質問に対し、判決についてはノーコメントとしている。

Boroffは、'97年の8月にMarilyn MansonのTシャツを着て登校した。学校側はデザインが不快であるとして、彼に内側を外にして着るように命じた。彼はそのまま家に帰ると、次の4日間、毎日Marilyn Mansonの違うTシャツを着て登校し、その度にそのTシャツを着ている限りは授業を受けさせないと言われていた。

Darren Davis、ニューヨーク
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