ブラック・クロウズがジミー・ペイジとの日程キャンセルでLloyd's of Londonを訴える

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ニューアルバム『Lion』のリリース準備をしているBlack Crowesが、Lloyd's of Londonを相手取り、契約違反と不履行で数百万ドルの訴訟を起こした。彼らは昨年、元Led Zeppelinのギタリスト、Jimmy Pageと行なった米国公演の日程を数日間キャンセルしなければならかった。そのことでCrowesは世界有数の保険会社であるLloyd'sに対し、収益の損失補填に加え、ショウにかかる費用をアーティスト側へ補償するという契約の履行を拒否した、と嫌疑を示している。慢性的な背中の痛みに苦しむPageが病に倒れたことで、Page-Crowesツアーの第2行程の大部分と、第3行程の全日程が破棄された。

訴えによると、公演中止により「キャンセルされたコンサートの準備で生じた取り返しのつかない費用と利益損失の両方で……大きな財政損失が出た」とのこと。Crowesは、Lloyd'sの「顧客の権利と要求以前に自社の利益を優先させる」と規定した契約の履行が不首尾であると主張、「Black Crowesの利益、権利、生計を脅かす悪意のある取り決め」だと抗議している。

現時点でPageは訴訟に関わっておらず、Lloyd'sからの返答はまだ得られていない。

Gary Graff、デトロイト
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