レッド・ホット・チリ・ペッパーズとニール・ヤングが麻薬カウンセラーのためにL.A.でベネフィットを開く

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3月1日(木)、Red Hot Chili Peppersは麻薬中毒カウンセラー、Gloria ScottのためにHollywood Palladiumでベネフィットを行なう。コンサートにはNeil Young & Crazy Horseの出演も予定しており、ゲストにDJ Perry Farrell、Musician's Assistance Program(MAP)のコーディネーター、Bob Forrestが率いるThelonious Monsterが招かれる。

MAPは音楽産業界から援助を受けられない麻薬中毒や諸問題で困っているミュージシャンを支援するために設立された組織。Scottはドラッグ中毒と闘うRed Hot Chili Peppersのギタリスト、John Fruscianteをサポートしたこの組織でForrestと共に活動してきた。

最近、Fruscianteは『To Record Only Water For Ten Days』をリリースし、ドラッグ中毒との闘いについて次のようにLAUNCHに語った。
「知っている限りでは皆、偶発的に麻薬に陥っているんだ。彼らは麻薬がそれほど中毒性の高いものだとは思っていなかった。ある日、俺もドラッグをやることに決めた。普段の日と変わらなかった。ちょうど、ソファに寝そべって、そこから天井をボーっと見つめている、そんな時間だ。そして、音楽も聴かない、映画も観ない、誰とも話さない、ただボーっと宙を見つめているだけ。そう、そこでジャンキーになったんだ。考えたくもないことがあって、コカインやヘロインをやっているときは、そういうことを考えないで済むんだ。けど、それと同時に人生がなくなってしまうんだ」

Fruscianteが立ち直れたのは、大部分がMAPの創設者Buddy Arnoldのおかげだ、とForresはLAUNCHに語る。
「このBuddy Arnoldという人物は、Johnになんらかのインパクトを与えた。それは自分を含め、(Red Hot Chili Peppersのヴォーカル) Anthony (Kiedis)も、(ベーシストの)Fleaも、誰にもできなかったことだ。けれど、2人の関係は未だに対立している。というのもJohnがBuddyに対して本当に愛を表現してないからなんだ」

ベネフィットコンサートのチケットは2月17日(日)からTicketmasterで発売される。料金は65~150ドル。

また、3月15日にニューヨーク市のTonicでJohn Fruscianteのソロコンサートが行なわれる予定。

Darren Davis、ニューヨーク
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