U2のBonoがハーバード大学の卒業式でスピーチ

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U2のフロントマン、Bonoはバンドをロック界のトップに導くために大学へは行かなかった。その彼が今春、キャンパスに戻ってくる。しかも、アイビーリーグだ。

Bonoはハーバード大学から招待を受け、6月6日に行なわれる由緒ある学府の卒業祝賀会で、2001年度の卒業生に言葉を送る。Bonoはまた、当日、名誉学位を受ける予定。

招待したのはBonoと共にJubilee 2000の負債救済キャンペーン活動を行なっているハーバード大学教授、Jeffrey D. Sachs。教授は学生に向けたBonoのスピーチで感動的なメッセージに添えて、活動ことに触れてほしいと言う。

だが、Bonoはスピーチのためにわざわざ渡米する必要はない。というのも、U2は6月5日、6日、8日、9日と4夜に渡って、ちょうどマサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学キャンパスの対岸にあたる場所、ボストンのFleetCenterでコンサートを行なうからだ。

Bonoがオリジナルストーリーを書いた殺人ミステリー『The Million Dollar Hotel』が昨年、ヨーロッパで限定リリースされた。作品は、U2の昔からの友人Wim Wendersが監督、映画スター、Mel GibsonがFBI捜査官に扮し、億万長者の息子の殺人事件を追うというもの。スクリプトはBonoのストーリーを基にNicholas Kleinが書いた。

Gary Graff、デトロイト
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