レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ライヴアルバム準備中&マネージメント会社と決別

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ロサンゼルスOlympic Grand Auditoriumで行なわれたRage Against The Machineの2日間のコンサートが終了した。バンドはライヴアルバム制作用にテープ収録した曲を厳選する作業に取りかかっている。

バンドの要Zack De La Rochaは、9月12日(火曜日)はおとなしくしていたが、13日(水曜日)の夜、Rageのショーに続くOzomatliのライヴ中にDemocratic National Conventionの外で起きた暴動の取り締まりにおいて警察に向かい牙を剥いた。
「次の瞬間、ロサンゼルス警察が奴に手錠をはめ、そいつを墓場まで連れて行け、と俺は言う」と言い、「Killing In The Name」が突然始まった。

バンドは9月7日のMTV Video Music Awardsで起きたTim Bob Commerford事件には触れなかった。ベーシストTimは授賞式でLimp Bizkitが賞を受け取るとき、突如ステージに姿を現し取り押さえられた。

他に12日(火曜日)に演奏された曲は以下の通り。
「Born Of A Broken Man」
「Bulls On Parade」
「Bombtrack」
「Calm Like A Bomb」
「Bullet In The Head」
「Testify」
「Sleep Now In The Fire」
「The War Within A Breath」
「Freedom」
「No Shelter」
「Guerilla Radio」

また、12日、13日ともにカヴァー曲も多く演奏された。
「Microphone Fiend」 Eric B. & Rakim
「Kick Out The Jams」 MC5
「I'm Housin」 EPMD
「Beautiful World」 Devo

ライブではCypress HillのSen DogとB-Realがゲストで登場、「How I Can Just Kill A Man」を演奏、息の合ったプレーで会場を盛り上げた。

今回のアルバムは2パートに別れる可能性もある。ギターリストTom Morelloは、カヴァーアルバムは単にコンサートの演奏曲目にそったライヴカヴァーディスクとなるかもしれない、と数ヶ月前LAUNCHに語った。アルバムプロデュースのためRick Rubinは2日間ともコンサートに参加。Rage Against The Machineライヴアルバムは11月21日米国発売予定。

LAUNCHに入ったRage関連のニュースをもう1つ。バンドはマネージメント業務を代行していたG.A.S. Entertainmentと決別。なお、この決断はMTV Video Music Awardsの事件とは何の関係もないとのこと。G.A.S. EntertainmentはBeastie Boysなどのマネージメントを行なっている。

記:Darren Davis
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