ジェニファー・ロペス、新アルバム、成功、映画について語る

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 シンガー/女優Jennifer Lopezは、新アルバム『A Passionate Journey』は今秋に発売されるとLAUNCHに教えてくれた。
「今、半分ぐらい出来たとこ。10月までには出したいと思ってる」

 Lopezは、再びプロデューサー、Rodney Jenkinsと組んでおり、彼氏のSean "Puffy" Combsにも参加してもらう予定である。

 新アルバム『A Passionate Journey』は、Jenkins、Combs、Emilio Estefan、Rick Wake、Track Mastersというトッププロデューサー達の豪華な顔ぶれでマルチプラチナとなった、'99年のデビューアルバム『On The 6』に続くものである。

 Lopezは、これだけの錚々たるメンバーの協力にも関わらず、デビューアルバムの成功には驚いたとLAUNCHに語った。
「これほどの成功は、期待してやるものではないのよ。ただ、自分のすべてを音楽に注ぎ込むことだけを考えるの。映画で役を演じるのとは違って、自分自身を映し出すものだから。ただ最高のものが出来るよう望むだけ。そして、誰かが共感してくれたり、理解してくれて、気に入ってくれたり、踊ったりしてくれることしか考えないわ。だから、大成功を収めたことには、本当にいい意味で驚かされたわ」

 Lopezが『On The 6』発売した'99年6月当時は、Ricky Martinが英語での初のアルバムによる成功で大人気となり、Enrique IglesiasMarc Anthonyが、やはり英語での初のアルバムの制作真っ最中であった。Lopezは、この時期を振り返って、'99年の“ラテン・エクスプロージョン”と言われているものは、ちょっと誇張しすぎであるとLAUNCHに語った。

「3人ぐらいの人が同時期にアルバムを出したからって、いきなり“ムーブメント”にしちゃうなんて、笑っちゃうわよね。もちろん私はラテン系よ。アメリカで育ったから英語でアルバムを作っただけ」と言う。
v「なんていうか…。(ラテン・エクスプロージョンは)全然気にしたこと無いわ。特にマイナスにも思ったこと無いし。でも、人種や文化を流行りのファッションみたいに扱うのは、いいとは思わなかったけど」

 みんなもっとアーティストの人種より音楽に耳を傾けて欲しいと、Lopezは続けた。
「音楽は、アーティスト個人とは別に分けて評価されるべきだと思うわ。つまり、“ああ、このアーティスト達はみんなテキサス出身だ。じゃあ一緒にまとめちゃおう”っていうふうにはしないでしょ。他の文化圏の人達にはしないことがされてるっていうのは、不公平だと思うわ。(人種は)重要じゃないのよ。音楽で評価されるべきよ」

 別の話題としては、Lopezの出演したサイコ・スリラー映画、『The Cell』が8月18日より米国公開されるが、Lopezは、平均的な彼女のファンには、あまり向いてない映画であるとあっさり認めている。
「私の歌を歌うのが好きでアルバムを買ってくれてる少女たちには、絶対、薦められないわね。大人向けの映画なの。シリアルキラーの話で、シリアルキラーの頭ン中は、決して美しいものではないからね」
 Motion Picture Association of America(MPAA/米国映画協会)によると、『The Cell』は“奇妙さ、暴力、性的描写、ヌード、言語”において、17歳未満保護者同伴のR指定を受けている。若いファンの子は、来年公開予定のロマンティック・コメディー『The Wedding Planner』でのLopezの姿を期待して待っているように。

Lopezの今後の米ライブ、TV出演予定(変更の可能性あり):

8月17日 - 『Today』ライブ出演(午前7時-米国東部時)
8月18日 - 『Live! With Regis』
8月18日 - 『The Tonight Show With Jay Leno』
9月13日 - ラテン、グラミー賞コンサート

記:Jason Gelman、ニューヨーク
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