サンタナ、チャリティー用の新Tシャツをデザイン

　Carlos Santanaは、彼自身のMilagro基金の援助を目的としたスペシャルTシャツを作り、変わらぬ慈愛精神を発揮している。SantanaのデザインしたTシャツは、8月15日より米国内のハードロックカフェ40店で発売され、その収益はMilagroへ寄付される。

　Milagro基金は、'98年にSantanaが妻と共に設立し、子供や若者の為に活動している地域に根ざした団体への資金援助を行っている。今回のTシャツのデザインは、以前、'98年にハードロックカフェのSignatureシリーズの為にデザインしたものと似たものである。前回のTシャツでは、すでに15万ドルがMilagro基金に寄付されている。

　今回のTシャツの違うところは、Santana自身の座右の銘ともいえる、“Treat each other with dignity, justice, compassion, and love（互いに尊重し、公平に、思いやりとそして愛を持って接する）”という彼の言葉が添えられているところである。

　Santanaは、自分が芸術を通して人を助けることが出来ることに感謝しているとLAUNCHに語っている。
「役に立てることを非常に光栄に思っています」と言う。
「私たちが本当に必要としている、調和、美、品位、慈悲、美徳というものをこの地にもたらしてくれるのは、精神的な魂の力であり、そしてそれがまた信頼というものを高めてくれる」

　ハードロックカフェで2枚目のTシャツを作ったのは、Santanaが初めてである。このSignatureシリーズに今までに参加した他のアーティストにはSting、Jerry Garcia、Stevie Nicks、Peter Gabriel等がいる。このシリーズは、'90年に始められてから計4億ドル以上の収益金をチャリティーに寄付している。

記：Bruce Simon、ニューヨーク