メタリカの弁護士、Napster問題、バンドへの批判について語る

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 弁護士Howard Kingが、Napsterに対して、顧客Metallicaの著作権楽曲を音楽交換ウェブサイトから切除するよう訴えてから一ヶ月が経とうとしているが(ロンチ・ジャパン・ニュース4月22日4月23日5月8日5月21日5月23日)、もうひとりの顧客Dr.Dreの代理として、Dreはユーザーではなく楽曲の排除を望んでいると発表した。

 Kingは、NapsterがMetallicaにしたように、Dr.Dreに対して要望の解釈を差し替えられないよう、明確に提示したかったと言う。LAUNCHでは、今回の起訴問題でのMetallicaへの批判に驚いたかKingに尋ねてみた。

「Metallicaに対し、ある程度反発が起こるのは予想はしていたが、Napsterが、我々に対して楽曲を切除する唯一の方法はユーザーの名前を提出することだと伝えておきながら、MetallicaがNapsterからユーザーを締め出そうとしていると非難し、Metallica対ファンの争いに置き換えようとしたのには、不本意ながら驚かされたと言わざるをえない」

「しかし、時間が経てば真実は見えてくるはずで、長い目で見れば、MetallicaとDr. Dreが、反発が起こるのを承知の上で訴えを起こしたというのは、非常に勇気ある行動だということに人々は気づくだろう。両者とも自分達が正しいと思うことの為に立ち上がったんだ」

記:Darren Davis、ニューヨーク
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