グロリア・エステファン、漂流キューバ人少年を応援
エリアン君が暮らしているマイアミの家の前で記者会見が開かれ、Estefanは、エリアン君の父Juan Gonzalezに、米移民帰化局の意向が決まるまで米国滞在を許可するよう願い出た。Estefanはエリアン君の米国帰化を支援しているが、同時に少年の父親Juan Gonzalezを取り巻く厳しい状況も十分理解している。
「どちらも犠牲者なの」Estefanは言う。
「手をさしのべてあげないといけない。神様が見守ってくれるよう祈ってあげなくてはいけないの。こちら側と同様、父親の方もとても大変だというのはよく分かっているわ」
Estefanは、米司法長官Janet Renoが最善の策を出してくれることに期待しながら、マイアミにあるエリアン君が引き取られている家の前で演説を行った。
「他をさしおいてどうしてもやらなければならないことがあるとすれば、まさしく父親を納得させ、エリアン君に米国市民権を与えることなのです。Reno長官にそうするよう働きかけたい」
「おそらくキューバ政府の要求の裏で動くにはそうしたことか行動していく上で一番取っつきやすいでしょう」
Estefanはそう語った。