スペクトラム、代表曲「イン・ザ・スペース」「トマト・イッパツ」「アクトショー」のMV公開

スペクトラムが、1980年に発表したシングル「F・L・Y」が世界的ブームになっている。ゲームやアニメを紹介する動画のBGMとして同楽曲が使われたことで、アメリカを中心に海外でのサブスク、YouTube等の再生回数が急上昇している。

その話題の中、1991年に発売されたスペクトラムのリミックス・アルバム『スペクトラム　スーパー・リミックス1991』のプロモーションに制作されたミュージック・ビデオが公開される。「In The Space (Super Remix)」、「TOMATO IPPATSU (Live Power Mix)」、そして「Act-Show (Super Remix II)」の3作品で、何れも彼らの代表曲。このビデオは2004年と2016年に発売されたDVD『SPECTRUM LIVE/TIME BREAK』にも収録されているが、そのダイナミックなライブ・パフォーマンスがふんだんに取り入れられた内容で、ファンならずとも必見の作品になっている。

スペクトラムは、リーダー新田一郎が中心となり、海外のソウル、ファンク、ブラスロックなどの影響を受けながら、独特のファルセット(裏声)中心のヴォーカル、16ビートのリズムなど、ブラック・ミュージックのスタイルを日本にいち早く導入したグループ。