Ken Yokoyama、Mリーグ“TEAM雷電”チャンステーマ「RIDEN GO」を書き下ろし

Ken Yokoyamaが12月25日、Mリーグのチーム“TEAM雷電”に書き下ろしたチャンステーマ「RIDEN GO」を配信リリースすることが発表となった。

◆Ken Yokoyama 画像

TEAM RAIDENのチャンステーマ「RAIDEN GO」制作のきっかけは、2024年1月放送のJFN系ラジオ番組『アーティスト・プロデュース・スーパー・エディション』だ。同番組のパーソナリティーを務めた横山健たっての希望により、俳優／プロ雀士である萩原聖人との対談が実現。その対談中に飛び出した萩原からのオファーにより実現した。

30年以上もの間、ロックの魅力を外へ発信しようと奮闘してきた横山と、俳優として第一線に立つと同時に、プロ雀士として麻雀のパブリックイメージをより開かれたものに変えようとしてきた萩原。それぞれが立つ土壌こそ違えど、「好きなものを愛し続けること」「新たな人を巻き込み続けること」を通じて意気投合したとのこと。そういった視座を現実のものにしていくためのキーワードは、“誰もの目を惹くエンタテインメント性と熱狂”。Mリーグの萩原は「新たな麻雀シーンを創造するための次の一手は何なのか？」という課題に直面している最中だったという。

そこで飛び出したのが、「TEAM雷電のチャンステーマを作ってもらえないだろうか？」という横山への依頼だ。あくまで個人戦である麻雀をチーム競技にすることでスポーツ性やエンタテインメント性を高め、チャンスで一気呵成に攻めていく場面で観客も巻き込みたい。そんな想いから生まれた“チャンテ文化”をさらに推し進め、試合の熱狂を共有できるものにしたい。そして「麻雀の門戸を広げたい」という萩原の熱い想いに共感／呼応し、横山健がギターで応えた。横山は萩原との交流をきっかけにMリーグ、TEAM雷電ファンになり「Mリーグの熱狂をもっと外に伝えるために自分ができることは何か」と考え、今回の楽曲提供に至ったという。

楽曲「RIDEN GO」には、裏打ちビート、ルーレットのようにリフレインするギターのメロディ、“R-A-I, D-E-N”という声の掛け合いやハンドクラップが盛り込まれた。サッカーのチャントや、野球のチャンスパターンのように、声を重ねることで熱狂を描き出すフックが各セクションを彩り、2分で駆け抜ける楽曲ながら豊かな表情を見せている。

「プロ野球のチャンテが近い」とは、萩原の持っていた楽曲イメージだ。横山は、であれば本当に野球の応援で聞かれる吹奏楽による応援歌に近しいものをオリジナルで書くのがベストではないか、と考えたという。結果、場面を問わず、老若男女が口ずさめる高揚感のあるメロディーラインがインスト楽曲に落とし込まれた作品として仕上がった。