【俺の楽器・私の愛機】1719「誰も使っていない？ ハイエンドな万能機」

【AIRCRAFT AC7S SSH-T22R-F-BTB M-CK】（愛知県　Kanae　3X歳）


2022年頃に中古で購入。高校生時代からの憧れのメーカーで、尚且つハイエンドギターが欲しいと思っていた私にとって運命の出会いでした。

SSHレイアウトのディンキーシェイプギター、という王道のスペックですが、量産ギターでは到底マネできない丁寧な加工・仕様が施されています。

GOTOHの510ブリッジ、同じくGOTOHのHAPM仕様510チューナーをインストール。ピックアップはオリジナルですが、フラットな特性でジャンル問わず演奏できます。コントロールは1vol / 1tone、リアハムのタップがpush / pushで切り替えできます。

さて、木材加工に関してですが、こちらの方はさすがハイエンドといった仕様となっております。

ボディ裏面を見ればわかりますが、非常に丁寧なコンター加工が為されており、特にカッタウェイ部が滑らかで、ハイフレット演奏時のストレスがかなり緩和されます。

また、こちらの方が衝撃的だったのですが、ネックが初めて握った瞬間から手に馴染むような感触を覚えました。こればかりは握らないとわからないのですが、ソフトV系のシェイプだと思いました。

実はこの個体楽器フェアか何かの限定モデルらしく、カタログに存在しません。詳しいスペックがわかる方おりましたらご教示下さい...

今時AIRCRAFTと言っても「なにそれ」で流されてしまうかもしれませんが、私にとって特別な一本であり、唯一無二の相棒となりました。





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エアークラフトもいいギターですよね。あの頃、私には高額すぎて手が出なかった…。フロイド・ローズを始め様々な新素材パーツとかリプレイスメントPUとかワーモス製のボディ＆ネックとか、とにかくフェンダー系の改造／オーダーが活況だった時代、トム・アンダーソンとかペンサ／ペンサ・サー、サドウスキー、ジェームス・タイラー、ヴァレー・アーツ、ドン・グロッシュ、シェクター…とコンポーネント系ハイエンドは当時のキッズの羨望の的だったわけです。あの輝きを知っている世代のギタリストであればこそ、中古で出会ったら思わず買っちゃうよなあ。我慢できないもの。そしてそれが唯一無二の相棒になる。いい話や。（BARKS 烏丸哲也）


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