【俺の楽器・私の愛機】1704「My エレキウクレレ」

【中信楽器製造 Wukiwuki】（神奈川県横浜市　ウクレレ弾きのオッサン　還暦越え、四捨 60歳）


会社員生活20年という事で会社からのお金＋αで、新婚旅行で行ったハワイへ9日連泊。

今回は、何か楽器を買おうかという事で、それなら「ダイヤモンドヘッドの頂上でダイヤモンドヘッドでも弾こうか」といういい加減な考えから軽い楽器という事でウクレレ購入を計画。でもその計画自体はロン・ヤスダという音の良いソプラノウクレレを購入はしたものの、その日以後、雨続きのため達成できず。

で、帰国後暫くして町田の楽器店でこのエレキウクレレを見つけ、「音量が小さくて練習用に良いかも」と、ほぼ即決で購入。当時はウクレレにサイズ違いがあるという事を知らず、ソプラノウクレレの練習用にテナーウクレレを購入してしまい、自宅で二本のウクレレを並べてから、大慌てで調べ、驚いた次第。それでも、今では、これがメインとなり、路上での演奏までもする様になったのですから、人生、判りません。

中信楽器製造のWukiwukiという機種だそうです。メーカは無くなった様ですね。

このエレキウクレレは、見た目「Zo-3」の様な感じで、テレキャスのシンラインの様に、ボディは厚みのある合板なので、軽いのですがかなり頑丈で、私の手荒い扱いにも耐えてくれています。サウンドホールの金網の下にスピーカが付いており、9V箱電池駆動のアンプ内蔵です。

内蔵アンプからの音はかなり歪んでおり全く使い物になりませんので、1/4吋フォンジャックからの出力を、エフェクタ、アンプに接続しています。エフェクタはZoomのA2.1uで、コンプ、コーラス、リバーブを加えています。

購入時はナット側が異常に高く、"(ウクレレの)Fが押さえられない(笑)"程だったため、ダイソーで安物の鑢を買ってきて無謀にもナットを削り、今では(ウクレレの)Fコードも押さえられる様になりました。(押さえられなかった期間に作った曲、練習した曲は、Gコードならどうにか押さえる事が出来たので、キーがGの曲が多いです。)

先日、スピーカの前の金網のネジ付近からビビり音がするため、金網とスピーカを取り払い、近所のDIY店で5mmのゴムスポンジを買ってきて穴を塞いでいます。

この楽器で、こんな演奏をしております。コーヒールンバです。


そうそう、肝心のハワイ購入のロン・ヤスダは、特別な日にケースから引っ張り出して弾いています。




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どこでどんな出会いがあって、それがのちの人生にどんな存在感を発揮するのか、ホントわからないものですね。特別な経験を綴ったエピソードにはドラマを感じます。もしハワイに行かなかったら、もし町田の楽器店に行かなかったら、それ以前に20年も務めていなかったらこのWukiwukiとの出会いはなかったけれど、どんな世界線で生きていても、どこかでウクレレと出会い、ウクレレ弾きのオッサンとして「コーヒールンバ」を弾いていたのかなという気もします。人生って面白いですよね。それにしてもウクレレのZO-3版的なモノがあったなんて知りませんでした。たしかに生音の音量が小さそうで自宅で楽しむにはいいですね。（BARKS 烏丸哲也）


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