ジャック・ホワイト、最新アルバム『ノー・ネーム』を緊急リリース
『ノー・ネーム』は2023年から2024年にかけてサード・マン・スタジオでレコーディング・プロデュース・ミキシングされ、ヴァイナルはサード・マン・プレッシングでプレス、サード・マン・レコーズでリリースという、自身が所有するサード・マン関連施設で全て制作・販売されるというDIYルーツ溢れるものとなっている。
また、アルバムはリリース前にアーティスト名が伏せられ、タイトルである“ノー・ネーム”とだけ書かれたアナログ盤を、彼が経営するサード・マン・レコーズに買い物に来た人の袋の中に密かに入れるという、サプライズ的な新作の発表を行っていた。
幸運にもゲットできたファンが作品をSNS上にUPし、「もしかしたらこれはジャック・ホワイトの新作では?」など、各コミュニティ上で大きな話題を呼ぶこととなった。これまでもゲリラ的なリリース発表を行っていた彼らしい動きだ。
リスナーの間ではジャック・ホワイトのソロ作品の中でも、最もザ・ホワイト・ストライプスのサウンドに近いという声も多く、前作から大きく方向性を変え、キャッチ―でパワフルなギターリフが満載の、原点回帰とも言えるロック・サウンドにシフトされている。
音楽シーンで世界的にロック・リバイバルが進むなか、『ノー・ネーム』は大本命のロックアルバムでもあると言えそうだ。
『ノー・ネーム』
2.Bless Yourself ブレス・ユアセルフ
3.That's How I'm Feeling ザッツ・ハウ・アイム・フィーリング
4.It's Rough on Rats(If You're Asking) イッツ・ラフ・オン・ラッツ(イフ・ユア・アスキング)
5.Archbishop Harold Holmes アーチビショップ・ハロルド・ホームズ
6.Bombing Out ボミング・アウト
7.What's the Rumpus? ホワッツ・ザ・ランパス?
8.Tonight(Was a Long Time Ago) トゥナイト(ワズ・ア・ロング・タイム・アゴー)
9.Underground アンダーグラウンド
10.Number One With a Bullet ナンバー・ワン・ウィズ・ア・ブレット
11.Morning at Midnight モーニング・アット・ミッドナイト
12.Missionary ミショナリー
13.Terminal Archenemy Endling ターミナル・アーチエネミー・エンドリング
https://SonyMusicJapan.lnk.to/JackWhite_nn
『ノー・ネーム』
◆ジャック・ホワイト・オフィシャルサイト
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