ジャック・ホワイト、どんなものが作れるのか、5日間絶食

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Photo by Paige Sara

ジャック・ホワイトは5日間家にこもった上、絶食した状態で、来月リリース予定のニュー・アルバム『Entering Heaven Alive』の曲作りに挑んだという。

◆ジャック・ホワイト動画、画像

彼はカナダCBC Radioの番組『Q』のインタビューで、こう語った。「ああ、5日間だったと思うな。何も食べなかった。孤独で絶食しているという状態で、自分が何を書くのか、自分の脳と身体が何を見出すのか、見てみたかったんだ。フラストレーションを溜めるのか? 怒りを覚えるのか? 動揺するのか? 落ち込むのか? どんな歌詞が生み出されるのか?」

彼はこのアイディアを、アプトン・シンクレアが1911年に出版した絶食療法に関するノンフィクション『The Fasting Cure』を読み、思いついたという。体験してみた結果、「“If I Die Tomorrow”なんて曲ができることもあるだろうし(笑)、でも同時にハッピーなものもできる。“Queen Of The Bees”みたいにね。興味深い探索だった。いまでもやってる。2日目、3日目になると、身体に信じられないほどのエネルギーが湧いてくるんだ」

ただ、誰にでも勧められるものではないと強調し、やるとしても自身のペースで、好きなときにルールを破るくらいの気持ちでいるよう注意を喚起した。

4月に発表したばかりの『Fear of the Dawn』に次ぎ今年2作目となるジャック・ホワイトのスタジオ・アルバム『Entering Heaven Alive』は7月22日にリリースされる。




Ako Suzuki
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