【俺の楽器・私の愛機】1612「チキチキ涙のウクレレ選手権」

【various】（東京都　イチ　5歳 + 60歳）


ウクレレも増えてきたなー。ということで心を鬼にして誰か里子に出すことに。最後の家族写真です。

一番左の子はいったん6弦のミニエレキに改造しかかったところを急遽方向転換。出張かばんに入るようにボディのスライス、テールの切りつめ等を実施。出来損ない加減が愛おしい。ライブが控えてたもんだから出張先のホテルで夜中までいっしょに練習したよなあ、おい。

その隣の子はMANAのソプラノ。ウクレレを買いたいという女の子に付き合って楽器屋さんへ行って、なんかここで自分もサラっと一本買っちゃうとかっこいいかも？と計算して買った一品。ちなみにその女の子とはその後何もありませんでした。

真ん中のはヘッドのホヌが可愛いBIG ISLANDのエレクトリックウクレレ。コンサートサイズです。そこそこ音の大きなバンドでウクレレを弾くことになってアンサンブルに負けない楽器を入手。トップのアカシアがとてもイイ雰囲気！

その隣はKALAのエレクトリック。コンサートときたらやっぱテナーウクレレも欲しい！人として当然の所作といえましょう。

一番右は商品名ギタレレ。ミニギターなのか6弦テナーウクレレなのか。この儚げな立ち位置を前に思わず守ってあげたくなるのはわたしだけではないでしょう。

いかん、誰ひとりとして里子に出せないような気がしてきた。それはさておきGASがあるならUAS（Ukulele Acquisition Syndrome）もあるだろうと思っていたのですが、自分の場合、どうもそうでもないらしい。その理由はいろいろあるのかもしれませんが、ひとつには価格帯の違いがあるような気がします。ウクレレはギターと比べるとざっくり10分の1。となると名言「悩む理由が値段なら買え」の囁きがいまひとつ響いてこない、そのせい？ふむ。ああ、そうだとすると、逆にGASは価格が高いが故に発症するということなのか。友よ、その闇は深い。

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いやでもさ、ウクレレも高級モデルとなると、おいそれと手が出ないですよね？そこに注目するのは怖いと思っていませんか？そこに手を付けるとやばいと思っていませんか？ほら、そこにはGASならぬUASの香りが漂っているでしょう。確かに価格に依存することもあるかもしれませんが、GASにもいろんな症状がありますから、安い楽器を見つけては我慢できずに購入しちゃう重篤患者もおられます。イチさんは、おそらくUAS因子はお持ちですから、どうせ一度っきりの人生、大いなるウクレレ沼でもがくように泳ぐのも一興です。（BARKS 烏丸哲也）


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