ジューダス・プリーストのイアン・ヒル「俺らには無敵の盾があるようだ」

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ジューダス・プリーストのベーシスト、イアン・ヒルが、3月にリリースした彼らの最新アルバム『Invincible Shield』に込められた想いについて語った。

60年代終わりからジューダス・プリーストに在籍し続ける唯一のメンバーで、50年以上に渡りバンドやヘヴィ・メタル・シーンの浮き沈みを目にしてきたヒルは、最新作を “無敵の盾”と名づけた理由について、トルコの『METAL ODA』のインタビューでこう話している。

「長い間、俺らには多くのものが投げつけられてきた。人々は35年、いや40年間、ヘヴィ・メタルを葬ろうとしてきた。だから、常に体制ってものとのちょっとした闘いがあった。だが、俺らはいつも、乗り越え、生き残ることができた。それに、正当な理由もなく俺らから大金を巻き上げようとする連中との訴訟があり、その上、バンド・メンバー個々に病との闘いもあった。ロブ(・ハルフォード)は癌、リッチー(・フォークナー)は数年前、ステージで死にかけた。そして言うまでもなく、グレン(・ティプトン)はパーキンソン病の問題を抱えている。それでも、彼はステージに上がり、アンコールで数曲プレイできるがな」

「俺らの前には無敵の盾があるようだ。いま、命取りになるようなこと言っちまったかもしれないが(笑)」

ジューダス・プリーストの通算19枚目のスタジオ・アルバム『Invincible Shield』は、本国UKでキャリア最高位となる2位をマークした。それまでは1980年にリリースした『British Steel』の4位が最高だった。


Ako Suzuki
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