【インタビュー】アルコサイト、1stフルアルバム『一筋縄じゃ愛せない』で切り開く新たな未来
■全部来てもらっても、絶対毎回楽しいと思います。
──『一筋縄じゃ愛せない』はあらゆる面が一層ブラッシュアップされて、非常に上質な一作に仕上がりました。リリースが待ち遠しいですし、本作を携えて5月から7月にかけて行われる全国ツアーも楽しみです。
北林:今回のアルバムはライブを意識していて、ライブというのはお客さんと一緒にロックで会話するものというイメージで全曲を通して作ったんです。だから、早くツアーで演奏したいし、ライブでめっちゃ化ける曲とかってあるじゃないですか。だから、ツアーは本当に楽しみです。
森田:今回のツアーは11ヶ所で、本数はコンパクトですが、その分1本1本を大事にしようと思っています。まだセットリストを組んでいる段階なのではっきりしたことは言えないけど、多分演奏できる時間も長く取って、よりいっぱい曲を届けることができるツアーになると思う。なので、アルバムをいっぱい聴いて、ぜひツアーに遊びに来ていただきたいです。
▲森田 一秀(Dr)
小西:『一筋縄じゃ愛せない』はすでにライブで演奏している曲もあるけど、ほとんどがまだやっていない曲なので、それをライブで演奏してみて、その結果“この曲はセットリストのここじゃなくて、ここやな”みたいなことが分かると思うんですよ。この曲は入る前にドラムとギターでちょっとつなぎを入れたほうがいいなとか、いろんなライブ作りができるようになるので、それが楽しみですね。ツアーを通してどんどんよりいい形に持っていける自信があるので、地方でライブに来られた方もぜひファイナルも観にきていただきたいです。
濱口:ドラムの森ちゃんも言いましたが、今回は本数を絞ったので行きたかったけど外してしまったライブハウスの店長さんに、“本当は行きたかったんです”ということを、この場を借りてお伝えしたいです。あと、僕らが初めて全国流通盤を出したツアーで、「50本未満のツアーはドライブやろう」みたいなことを言ったんですけど、11本になってツアーと言っていることも昔からのお客さんに、この場を借りて謝罪したいです(笑)。ツアー自体は曲もガラッと変わると思うので、多分初日と最後では同じ曲でも全然違う景色になっていると思うんですよ。僕らの中でも曲の立ち位置とかが変わっていくと思うし、お客さんもアルバムを聴いてくれた人は“ライブやと、こういう感じになるんや”というのがあると思う。僕らは、そういう面の振り幅が大きいんです。ライブメイクをする時に、この曲は意外とこういう使い方もできるんじゃないかというふうにいろいろ挑戦していくので、今度のツアーもいっぱい来てほしいですね。それこそ全部来てもらっても、絶対毎回楽しいと思います。
取材・文◎村上孝之
リリース情報
▲『一筋縄じゃ愛せない』ジャケット
STR-1066 ¥3,300(税込)配信+会場限定販売
01.TEENAGE KICKS
02.最後の恋
03.好きじゃない
04.迎え酒
05.スーパームーン
06.ロックンロールさ
07.メンヘラになっちゃうよ
08.微熱とレモンサワー
09.星に願いを
10.猫みたい
11.ウォーアイニー
12.ラブソング
発売元:STROKE RECORDS
ライブ情報
2024年
5月7日(火) 千葉 LOOK
5月8日(水) 東京 府中 Flight
5月25日(土)富山 Soul Power
5月30日(木)兵庫 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
5月31日(金)京都 KYOTO MUSE
6月7日(金) 愛知 新栄 RAD SEVEN
6月23日(日)大分 club SPOT
6月24日(月)福岡 天神 Queblick
7月10日(水)茨城 水戸 LIGHT HOUSE
7月11日(木)東京 Spotify O-Crest
7月28日(日)大阪 梅田 Shangri-La(ワンマンライブ)
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