【俺の楽器・私の愛機】1543「様々な事が重なって手に入れた1本」

ポスト

【stilblu JM Light Aged-White Blonde with Blue】(東京都 うどん三郎 3歳)


好きなアーティストがジャズマスター(以下JM)を使っていたこともありずっと欲しいと思っていました。その時に新しく組んだバンドに持っているギターが若干合わないこともきっかけの1つです。

60年代のブロックインレイに退色したレイクプラシッドブルー(共感できる人もいるはず!)という理想のスペックには手が届かず、いい物は無いかと探していました。2023年にフェンダーからアメヴィン2シリーズから1966JazzMasterが登場!!!しかもカラーにレイクプラシッドブルーが!!!ダコタレッドもかっこいい…

某原宿のお店に行き試奏してみました。しかし1つ…ネックが細い。レスポールのような太いネックが好きな私は物足りなさを感じその日は帰宅しました。

しかし待ち望んだスペックのJM。妥協は有りつつも購入しようと迷っている時に、友達ととある楽器展示会に行きました。そこにあったのが今回紹介するギター。stilbluという富山のブルーギターズというお店の自社ブランドのギターです。派手なピックガードに惹かれて試奏しました。

ゴン太とまでは言いませんが近年のフェンダーよりガッチリとした握り心地のネック。低音がしっかりと出てふくよかな中音域から耳に痛くない高音域。PUもフロント、リアでバランスがよくハーフトーンの音色が最高でした!

店員さんと話しているとなんと通っていた学校が同じ!更にこのギターを作った方も卒業生!とてつもない縁を感じました。

正直フェンダーは頭にありませんでしたが、国産ハイエンドと言われるレベル。値段も値段なので誰か止めてくれと言うのが正直な気持ちでした。落ち着くために一緒に行っていた人の所へ戻り話していると一緒に見に行こうとなり再び試奏へ。するとその人から「もう買う顔してるよ」。これがトドメの一言になりました。3秒後には「買います!」宣言しました。

購入後、1度製作者さんの調整をして頂いて家に配送してもらいました。初のハードケースにドキドキが止まらなかったのが懐かしいです。

今になって思いますが縁を感じたものはとりあえず手にして正解だと思います。やはり人生一期一会と言うものですね。

その後バンドは活動が止まってしまいましたが他のバンドを組んで現在でもメイン機として活躍しています。人の繋がりや自分の師のように思える人の作ったギターという色々な思いが詰まった大切な1本です。

   ◆   ◆   ◆

まさに出会い。美しい青華石のようなピックガードが縁を紡ぐキーポイントだったみたいですね。パワーストーンならぬパワーピックガードを身にまとったギターや。stilbluというブランドは存じ上げなかったのですが、どうやらピックガードは金属製なのですね。ブルースやブルーノートなど音楽にとってブルーは特別な言葉だとして、stilbluと書いてスティルブルーなのかな。背中をガツンと押してくれた友人の一言にも、人が織りなす人生の面白さを感じました。友人にも感謝ですね。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
この記事をポスト

この記事の関連情報