聖地ヴァッケンのステージに立てるチャンスを見逃すな

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<METAL BATTLE JAPAN 2024>へのエントリー締切りが、今週末、1月14日(日)に迫っている。飛躍を目指している国内のメタル・バンドにとって絶対に見逃すべきではないこの機会について、ギリギリのタイミングではあるが改めてお伝えしておきたい。

<METAL BATTLE>は、ドイツが誇る由緒正しき世界最大級のメタル・フェス<WACKEN OPEN AIR>が2004年からスタートさせているバンド・コンテストで、未契約の新進気鋭バンドたちを、次代を担う存在へと後押ししていくことを目的とするもの。歴代の覇者たちの中には、フィンランドのBATTLE BEASTをはじめ、この場での優勝を切っ掛けに世界的な認知を獲得し、大きな飛躍を遂げることになったバンドも少なくない。

この<METAL BATTLE>の世界大会は毎年の夏に開催されている<WACKEN OPEN AIR>の場で行なわれ、そこで約30カ国の代表バンドたちがライヴ・パフォーマンスを競うことになる。つまり、当然ながらこの大舞台への出場権をかけたバトルが各国で事前に繰り広げられることになるわけだが、日本におけるそれが<METAL BATTLE JAPAN>なのである。

<METAL BATTLE JAPAN>は2012年にスタートし、毎回の優勝者を現地に送り込んできたが、ことに2022年のSABLE HILLS、2023年のPHANTOM EXCALIVERは世界大会での優勝を果たしている。同一の国のバンドによる2年連続での栄冠獲得は、今回で20周年を迎えることになる<METAL BATTLE>の歴史においても初のことで、この快挙にはフェス主催者や現地の音楽関係者たちも当然のように注目。欧州での日本のメタルに対する関心は、これまで以上に高まっているといえる。

ちなみに今年の<METAL BATTLE JAPAN>は3月31日に東京・代官山UNITで開催されるが、この国内大会自体もいっそうのスケールアップを図るべく、今回からは複数のゲスト・バンドを招き、フェスさながらの形で実施されることになっている。コンテスト出場バンドにとっては、当然ながら優勝の栄冠を勝ち取り、ドイツでの本選へと駒を進めることが最重要だろうが、この国内大会に出場すること自体にも充分に価値があるのではないだろうか。

エントリー締切りまで、あとわずか。この機会を、どのバンドにも逸して欲しくない。出場希望バンドは、まず<METAL BATTLE JAPAN>エントリーサイトからアクセスしてみて欲しい。

文◎増田勇一



◆<METAL BATTLE JAPAN>エントリーサイト
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