【インタビュー】加藤和樹、推し活最高！インパクト大の新曲「マシマシLove Call」完成

■2024年は勉強の時間も持ちたいと思っている

──順番が前後しますが、5月31日に行われる＜Kazuki Kato Special Live "GIG" 2024 〜Count Down KK 2〜＞についてはいかがですか？

加藤和樹：この「Count Down KK」は前回、10周年の時に開催した企画ライブなんです。ファンの皆さんの投票で文字通りカウントダウンをしていくライブなんですが、あれから曲もかなり増えたので、今回は本当に予想がつかないですね。

──ランキングの予想ができないくらい曲があるって、幸せなことでもありますね。

加藤和樹：ありがたいですよ、本当に。そういえば昔、カラオケに初めて自分の曲が入ったとき、1曲だけだったけどすごく嬉しかったことを今でも覚えていて。カラオケ大好きでしょっちゅう行ってた自分が、「か」って入れたら「加藤和樹」って出てくる。ヤバくないですか（笑）。2006年、「ラフダイヤモンド」の時でしたね。

──カラオケは今でも行きますか？

加藤和樹：最近だと、『ファントム』か何かの打ち上げで行きました。カラオケ大会みたいな感じになって、久々に歌いましたよ。

──そういう時はやっぱり「加藤さん、歌って」って言われますよね。

加藤和樹：いや、ミュージカルの人はみんな歌えるから、なんなら自分は歌わなくていいくらいになるし、歌ったら勝手にコーラス入ってるし、みんなマイクとかいらないじゃん！ってくらいすごいことになります（笑）。LE VELVETSのシュガー(佐藤隆紀)と『タイタニック』で初めて共演したときも何人でカラオケに行ったんですが、もともとマイク使わずにカンツォーネとか歌ってる人だから、もう「すげー！」って感じ（笑）。ミュージカルの人たちとカラオケに行くなんて贅沢だなって思うし、いつも楽しみなんですよね。

──贅沢だけど、気が抜けないカラオケですね（笑）。

加藤和樹：中途半端な歌は歌えないなって、選曲はすごく迷います（笑）。でもやっぱ俺はロックだからってロックな曲を入れるんですが、みんな結構ディズニーの曲とか歌ってますね。今舞台『西遊記』をやってるんですが、戸次(重幸)さんが東京公演のときにみんなでカラオケ行きましょうっておっしゃってて。戸次さんも歌えるし、愛之助さんも声が素晴らしいのでね。愛之助さん、どんな曲歌うんだろうって楽しみです。

──2024年も、舞台やミュージカルのお仕事は多くなっていきそうですか。

加藤和樹：でも今年は自分のツアーがあるので、半々ぐらいじゃないですかね。2024年は語学も含めて勉強の時間も持ちたいと思っているので、そういう時間も取れたらいいなと思ってます。

──来年はいろんなところで加藤さんのライブを楽しめることになりそうなので、みなさんぜひ楽しみにしていていただきたいですね。

加藤和樹：はい。まずは今回の「マシマシLove Call」を聴きながら、ツアーなども楽しみにしていてください。

──余談ですが、加藤さんは年間どれくらい二郎のラーメンを食べてるんですか？

加藤和樹：最近は月に1回食べるか食べないかですね。本当はもっと食べたいんですけど。僕、年間150杯食べた年がありますよ。

──150杯！

加藤和樹：2日に1回は食べてる計算ですね。その年は確実に太りましたけど（笑）。でも、この曲の歌詞にもあるじゃないですか。「ダイエットも頑張るから」って（笑）。やっぱり推しとか好きなものに対しては、何かしら頑張らないといけないんですよ。好きでいるために、自分は何を頑張らなきゃいけないのかってことも考えないといけないなっていう思いも込めてます（笑）。

取材・文◎山田邦子