DYNACORD、1U4chパワーアンプ「V600:4」リリース

DYNACORDからpowerTANKテクノロジーを採用した600Wパワーアンプ「V600:4」がリリースされた。

本機は4つのチャンネルを通じて総電力を柔軟に供給する。スーパーマーケットやバー、レストラン、小売店、教育、教会、博物館、美術館、交通機関の施設、会議センターといった環境でのバックグラウンドミュージックやクリアな音声アナウンス用途に利用可能で、環境にやさしく、屈強で、設置が簡単でトラブルのない万能なアンプを探しているすべての人に最適と言える。powerTANKやdualCOOLなどのDynacordの最新アンプ技術は、過酷な条件下でも柔軟な電力使用と、とぎれのない動作を保証するだろう。

powerTANKは利用可能な増幅電力の貯蔵庫であり、この電力はアンプの4つのチャンネルを通じて柔軟に利用される。powerTANKは、個別チャンネルをわざわざ手動で設定しなくても、各ゾーンまたは出力の要件に適応するため、セットアップを行う必要はない。また可変負荷ドライブ（VLD）が、powerTANKの電力容量が効率よく活用されるよう徹底し、あらゆるインピーダンスを持つあらゆるチャンネルに一貫した電力を提供する。

dualCOOLサーマル設計とは、本機が通常は対流冷却アンプとして動作する一方、極端な温度条件に備えてインテリジェントな可変速度ファンも装備していることを意味しており、本機はあらゆる用途において最高の性能と信頼性を確保できる。

ecoRAILは、消費電力は通常のスタンバイレベルと同様であるにもかかわらず、バックグラウンドミュージックレベルに適した音声出力を提供する。また自動電源オフ（APD）モードを使用すると、長時間にわたって信号が検出されない場合に消費電力をさらに削減し、1ワット未満に抑えることができる。

amp‐LINKのシングルケーブルインストール機能は、AES72‐1E（RJ45コネクタ）有線装置と互換性がある。このソリューションでは、すべての接続を個別に配線する必要がなく、4つのチャネルすべてを簡単に設置できる。

さらに本機は、本来ならプロ仕様のパワーアンプ用に確保されるPFC電源と保護機能を備えているため、完全なシャットダウン状態を回避し、どのような条件下でも常に最高の性能を発揮する。



◆ DYNACORD オフィシャルサイト