【俺の楽器・私の愛機】1493「我慢だけを貫いてやっと作ってくれたブルーベリー」
【Gibson Les Paul Standard 2023 Blueberry burst 1960 Figured top】(千葉県 Yuki 42歳)
ギタリストなら、一度は絶対憧れるんじゃないでしょうか。Gibson Les paulを持つということに。20代の時に手に入れたLes paulがStudioモデルだった。Les paulにたくさんの種類があるんだって気づくのにはかなり時間がかかりました。
自分も家庭を持ち、仕事に追われ、新しいギターを買うなんてとてもできなかった。次に買うなら青いギターがいい。青が好き、ギターも青にしたい。そんな時、2017年に突如、GibsonがBlueberry Burstを発表!!でも、買えない、、、、逆立しても買えっこない。。。泣く泣く諦めて、2019年、次はBlueberry Fadeっていうのを、出していたのに気づいた時にはもう入手が困難。
いつかまた、必ず出会う時が来るだろう・・そう信じて。。。とにかくお金を貯めよう。ということで「いつか出た時に買う貯金」を始めました。毎月1万円ずつ、コツコツと。
日々は過ぎて、もうすっかり忘れていた頃、何気なくGibsonのHPを見ていたら、突然発表されたBlueberry Burst 2023モデル。USのサイトで発表されて、どうにかして買ってやろうと、友人中を当たりまくって、アメリカで受け取ってくれる人を見つけた!よし、あとはポチっとするだけ、、、だけど、円安の真っ只中。。。輸送費を入れたら50万はかかる。どうしても、最後のポチを押すことはできなかった・・・
毎日毎日、USのサイトを見てはため息。2週間くらい過ぎた時、たまたま見たGibson Japanのサイトに突如掲載された!これはまさか!と通販サイトを見てみたら、大手の楽器販売店が販売をしている!
これまで貯めていた貯金でピッタリ買える金額!もう迷うことなく、一切の思考をせず、そこでポチ。6年の片思い、そして、ギターを初めて30年、やっと叶った念願の本物のギターを手に入れました。1950,1960の2パターンがありましたが、1960に搭載されたハムバッカーの特徴からそれを選びました。
初めて音を出した時の感動は、初めてギターを弾いた時と同じものでした。ずっと止めずに弾き続けてきて良かった。。これから一生大事にするって決めて「ぶるべりちゃん」と名付けました。
今ではコレクションは5本、それでもこのぶるべりちゃんの美しさはどのギターにも劣らず、私の最愛の一本になりました。ギターを持って出かけては撮影までしちゃってます。恋焦がれたぶるべりちゃんを、たくさんの人の前でプレイする日を楽しみができたので、これからのギターライフがとっても充実したものになると確信しています。
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これはエモい。思い、伝わった。こういうストーリーを聞くと、やっぱり縁というか出会いなんだなと思いますよね。人もギターも、物事との出会いは全ては縁だよなぁ。そしてその縁と出会えるか、出会ったときにミラクルが起きるのかどうかは、日々の行ないと心がけ…と今更ながら思います。逆もあるかもね。欲しいと思う強い念が縁を引き寄せるってやつ。なんか話がオカルトめいてきたのでこの辺でやめますが、集合写真がカッコ良すぎる。NAMM SHOWの一角みたいなオーラを出しとるよ。ぶるべりちゃんが経年変化でどんな色に変わるのか、それとも変わらないのかも楽しみです。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで
●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7
「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」
※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ