デイヴ・ムステイン「ジェイムズ・ヘットフィールドがギターをプレイし始めたとき驚いた」
メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインは、彼が在籍していたメタリカ初期、ヴォーカリスト(だけ)のはずだったジェイムズ・ヘットフィールドがギターをプレイし始めたのを見て、衝撃を受けたそうだ。
英国の音楽誌『Metal Hammer』最新号のインタビューで、ムステインはメガデスを始めたとき、ギターに加えヴォーカルも担当するのは気が進まなかったが、シンガーのオーディションを続けていてウンザリし、自分がやることにしたと話したのに続き、メタリカも同じような体験をしていると、こんな逸話を明かした。
「俺がメタリカにいたとき、俺はラーズ(・ウルリッヒ)のレベルでプレイしていた。ラーズは当時まだ、ドラムを習っているところだったから。でも、ジェイムズが初めてギターをプレイするのを見たとき、ショックを受けた。彼がギターの演奏の仕方を知っているなんて知らなかった。俺ら、ギター・プレイヤーのオーディションにウンザリしてたんだ。俺がシンガーを探していたときと同じだ。それである日、彼はギターを手にし、プレイし始めた。俺は内心、“おいおい、あんなプレイができるのに、シンガーでいいっていうのか? 両方やれるじゃないか”って思った。俺はいつも、彼は本当に才能あるギタリストだと思ってた」
ヘットフィールドは、今年1月に『Total Guitar』が発表した<史上最高のメタル・ギタリスト>ランキングで、トニー・アイオミ、ダイムバッグ・ダレル、ランディ・ローズに次ぎ4位につけていた。ムステインは6位だった。
Ako Suzuki
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