【俺の楽器・私の愛機】1365「最終形態3」

【元々はヤマハのガットギター】（大阪府寝屋川市　カタヤン　66歳）


もうこれで本当に最後です（おそらく、多分）。

弾きこんだ結果かなり満足出来る音になって来ました。そこで以前より気になっていたピックアップを触る事にしました。当初はコンタクトマイク式のピエゾピックアップでした。↑出来上がった当初の写真です。ヘッドの糸巻き下の銀色のパーツがピエゾです。※線が露骨に見える事とネックを触る左手の音まで拾うのでいつか交換と考えていました。

シングルコイルピックアップを搭載しようかと思ったのですが、ネックとボディーを大幅にざぐるのが嫌なのと、見た目が変わるのも嫌なので悩んだ結果アンダーサドルタイプのピエゾとしました。

ついでに質量を上げるため更に文鎮を仕込みました。


ジャック部はストラップが固定出来ないため、ストラップピンより離した位置としています。


完成！！見た目は以前と変わりません。


意味のないオブジェです。（関係ありませんが）


実は病気かもしれない。弾きやすくするためにギターを触る⇒それを考えるのが楽しい⇒構想がまとまったら着手する⇒一瞬満足出来ても更に良くしたくなる。⇒失敗したら打開案を考える⇒更に触ってしまう。

当面はこれが最後です。今までの掲載ありがとうございました。

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オリジナル突き抜けレベル世界最高峰レベルのカタヤンさんからの、これがファイナルアンサー（？）。「実は病気かもしれない」といいながら、弾きやすきするために改造し、うまく言っても失敗してもさらなる追求を繰り返すというのは、突き詰めた趣味人／職人の人生そのものです。これを病気というのなら病気でもいい。これを○○キチというのなら、それでもいい。でもね、時代を動かしてきた研究者とか学者とか専門家なんていうのは、みんなこれです。この熱量が礎となって文化と文明を作ってきたんですから。そこにまつわるストーリーは、人類の宝ですよ。マジでそう思っています。（JMN統括編集長 烏丸）



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