【俺の楽器・私の愛機】1360「リサイクルショップから発掘して以来12年」

【スクワイアー '80s コンテンポラリー・ストラトキャスター】（大分市　のぶはる　53歳になってしまった）


12年前にリサイクルショップで発掘。これは逃すと後悔すると直感して購入。‘80年代、当時のモダンなスペックのギターにフェンダーのロゴが使えない事からラインアップされたシリーズ。珍しいのですがわざわざ探す人は居ないと思われ。

購入当初は電装系の調子が悪く、懇意のリペアマンにPU以外を全て交換してもらいました。ところがいつでも弾けるようにきちんとケースを閉じてなかったのが悪かったようでまた電装系の調子が悪くなり、数年くらい放置していたのですが、昨年ようやく治してもらいました。その際進捗状況を写真におさめてもらった際に知ったのは座ぐりがちゃんと3シングル仕様だった事で。

今となっては却ってありがたいヘッド側ロック機構無し。その裏には沢田聖子さんのサイン入り。

肝心の音は’70年代の再現向き。今回の写真は数年ぶりに訪れた地元のお店で撮影したのですが、そこでこのギターが絶賛されたので結局は手放せなくなりました。

意外に重め（実測3.8キロ）なので次が有れば少し軽めのストラトが手に入ればと思いつつ。





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「逃すと後悔する」と直感したのは、このギターのどういうポイントに反応・共鳴したのでしょうか。抱えたときのフィーリングが良かったのかな。バカ鳴りしていたのかな。それとも弦バランスが美しかったのでしょうか。「価値がある」ではなく「良いギター」であることを嗅ぎ取ったその審美眼が羨ましい。当時の私だったら、卑小な偏見が邪魔をしてスクワイアーというだけで注目もできなかったかもしれん。欲しくて探しているときはいろんな理性が行動指針になりますけど、ふとした出会いでの購入は、理性じゃなくて本能ですもんね。そういう出会いが宝なんだよなあ。「これだ」と直感できるギターとの出会いって、意外と多くはないですからね。（JMN統括編集長 烏丸）



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