クリスティン・マクヴィーを喪ったスティーヴィー・ニックス「テイラー・スウィフトの曲が助けに」

ポスト

昨年11月、長年のバンド・メイトで友人だったクリスティン・マクヴィーを喪ったスティーヴィー・ニックスは、その悲しみを乗り越えるのに、テイラー・スウィフトの楽曲が助けになっているそうだ。

◆関連画像

北米ツアー中のニックスは、月曜日(4月22日)に米アトランタで開いた公演で、オーディエンスに向かいこう話したという。「テイラー・スウィフト、私のためにこれをしてくれてありがとう。“You're On Your Own, Kid”って曲のことよ。私が感じている悲しみがある。クリスが生きているとき、地球の反対側にいたとしても、私たちは電話で話す必要はなかった。私たちどちらも電話好きではなかったのよ。フリートウッド・マックの活動が再開すると、会った途端、“リトル・シスター、元気?”ってなって、離れていた時間なんて1分もなかったようだった。47年間、喧嘩したことなかったのよ、一度も。私たちふたりは、ふたりでやってきた。いまは、自分ひとりで何とかすることを学ばないと。あなた達は、その助けとなってくれている。ありがとう」

テイラーがジャック・アントノフと共作した「You're On Your Own, Kid」は、彼女が昨年10月に発表した最新アルバム『Midnights』に収録。アルバムがリリースされたとき、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)の8位につけた。

ニックスは3月、ビリー・ジョエルとジョイント公演を開いた際、最後にフリートウッド・マックの楽曲「Landslide」をクリスティンへ捧げ、曲が終わると、涙をこらえながら「言うことはあまりないわ。私たちはただ、彼女はまだここにいるってフリをしてる。私はそうやって折り合いをつけようとしてる」と話していた。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報