【俺の楽器・私の愛機】1313「最終形態2」
【ヤマハクラッシックギター(ネックのみ)】(大阪府寝屋川市 カタヤン 66歳)
前回取り上げて頂き、ありがとうございます。性懲りもなくまた触ってしまいました。
最初に掲載頂いたこのギター、気に入ってますが、ベターにしたい欲望を抑えきれなくなりました。
(1)音が軽い⇒ネックとボデイの密着性が悪いので当然⇒ならばネックとボディにざぐりを入れ、さらにビスもみと接着剤で密着性を上げる。⇒新たにボデイとネックの間には音の伝導性が良いと思われる圧縮材をスライスした材を挟む。
(2)ペグ交換などのメンテがし易いようにボディをカットする。
※私はフレットレスの楽器の場合はアコースティックならウッドベースやチェロなどのボディが大きい、ソリッドならボディに質量が必要と考えています(ボデイとネックの密着度は勿論)。⇒アコースティックの小ボディの場合はサウンドホールの工夫などでしのいでます。
(3)音はずいぶんましになる(しまる)⇒しかしもっと質量が欲しい⇒ボデイ裏をざぐり鉄製の文鎮を仕込む。
(4)最初の塗装はやっつけもあり、薄すぎてネックの木肌が見えてるので塗装も再度施す。⇒前回の模様と色が気に入ってたので、同じ仕上がりにする。
(5)並べてみました。(写真5)
※このギターはピエゾピックアップで音を出していますが、いずれはスラントマウントのシングルコイルを搭載予定です。とりあえずは音が染み込むように弾く事に専念しますが、質量が足らなければ更に質量を増やすかもです。(文鎮かな?)
追伸
今後はフレットレスギター増やさないと思いますが、最近自信がなくなってきました。
◆ ◆ ◆
世界規模で見てもおそらく他に例のないレベルの独自街道をひた走るカタヤンさん。そんな彼の最も個性的と思しきオリジナルギターの、その後ですね。もとはヤマハのガットギターだったわけですが、残されているのは12フレットまでのネック&ヘッド部分だけという、オリジナルの面影は限りなくゼロ。ロケットの羽のようなボディパーツも、その作りと重量で音色が左右というお話。全てが斬新すぎて、私の思考は迷子状態です。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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