ロックの殿堂、アイアン・メイデンは「最終的には殿堂入りする」

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水曜日(5月3日)、2023年にロックの殿堂入りするアーティストが発表された。アイアン・メイデンが今年も選ばれなかったことについて、Rock & Roll Hall Of Fameのプレジデント兼CEO、グレッグ・ハリス氏がコメントしている。

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アイアン・メイデンは2005年から殿堂入りの資格(最初のレコード・リリースから25年が経過)を有していたが、候補に挙がったのは、2021年に続き今年が2度目だった。

ハリス氏は『Audacy』のインタビューで、ガッカリしたアイアン・メイデン・ファンからの反発についてどう思うかと問われると、こう答えた。「我々は、殿堂入りに関し人々、ファンたちが気にかけているのを嬉しく思っている。実際のところ、ノミネートされた誰もに勝算があり、最終的には殿堂入りする。その確率は90%だと思う。レイジ(・アゲインスト・ザ・マシーン)が投票にかけられたのは、5回か6回目だったと思う。時間がかかるときもある。でも、どうなるか見守っていこう。いまは、今年の殿堂入りを祝おう。それが落ち着いたら、来年について検討し始める」

ハリス氏は、2021年にアイアン・メイデンが殿堂入りを逃した際には「彼らがインパクト、影響力のあるバンドなのは疑いの余地がない。だから、彼らは今年、ノミネートされたんだ。(しかし)投票が始まると、これら6アーティスト(ティナ・ターナー、キャロル・キング、ザ・ゴーゴーズ、ジェイ・Z、フー・ファイターズ、トッド・ラングレン)が上位につけた。我々は、彼ら(アイアン・メイデン)が重要なバンドか、影響力があるかという点に疑問は抱いていない」「候補に挙がったアーティストの8割は最終的に殿堂入りしている。みんなそれぞれお気に入りはいる。自分が影響を受けたアーティスト、他のアーティストに影響を与えたアーティストというのは人それぞれだ。だから、アイアン・メイデンを支援する人たちがいるのと同じように、このリストに賛同できる人たちもいるはずだ」と、コメントしていた。

2023年は、ケイト・ブッシュ(ノミネート4度目)、シェリル・クロウ(初)、ミッシー・エリオット(初)、ジョージ・マイケル(初)、ウィリー・ネルソン(初)、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(5度目)、ザ・スピナーズ(4度目)が殿堂入りする。



Ako Suzuki

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