ポール・ディアノ、治療費を支援してくれたアイアン・メイデンに「永遠に感謝する」

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元アイアン・メイデンのヴォーカリスト、ポール・ディアノは、膝の手術や治療費の一部を支援してくれたアイアン・メイデンには感謝の気持ちでいっぱいだという。

◆ポール・ディアノ動画

アイアン・メイデンが70年代に定期的にギグを開いていたロンドンのパプ、Cart & Horsesのオーナーは2021年、ディアノが速やかに手術を受けられるようクラウドファンディング・キャンペーンを開始。ファンから多くの支援が寄せられたものの、それでも十分ではなく、昨年、アイアン・メイデンが残りの費用を負担することを承諾したと公表された。ディアノはファンや元バンド・メイトたちのおかげで、昨年9月にクロアチアで手術を受けることができた。

最近、メキシコの『MB Live』のインタビューで、アイアン・メイデンが残りの手術/治療費を支払ってくれたのは本当かと問われたディアノはこう語った。

「最後の部分はそうだ。金が尽きたからな(笑)。すごく高額だったんだ。なぜなら、最初に具合が悪くなったとき、俺はアルゼンチンにいて、プライベートの医療用飛行機で(英国へ)戻らねばならず、すごく金がかかった。英国に到着したとき、敗血症とかで後45分の命だって言われたんだ。それで抗生物質が投与され、俺は8ヶ月、入院してた。あのバンドは本当にクールだよ。最後の2ヶ月分の治療費を払ってくれた。ナイスだった。俺はそのことを永遠に感謝していく」

ポール・ディアノは1978~1981年にアイアン・メイデンに在籍。バンドは今年、ロックの殿堂の候補に挙がっており、そのメンバーたちの中にはディアノも含まれている。今後、変わる可能性もあるが、現時点ではクライヴ・バーとポール・ディアノ、ブルース・ディッキンソン、ヤニック・ガーズ、スティーヴ・ハリス、ニコ・マクブレイン、デイヴ・マーレイ、エイドリアン・スミス、デニス・ストラットンの9人が対象メンバーとなっている。


Ako Suzuki

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