デフ・レパードのJ・エリオット、昔の自分とのデュエット「幽霊と歌ってるような奇妙な体験」

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(C) Ross Halfin

デフ・レパードが5月にリリースするニュー・アルバム『Drastic Symphonies』で、フロントマンのジョー・エリオットは過去に録音した自分のヴォーカルとデュエットしたが、幽霊と歌っているような妙な気分だったという。

◆デフ・レパード画像

デフ・レパードは『Drastic Symphonies』で、バック・カタログの中から16曲を厳選し、オリジナル・テープの音源とロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を融合させた上、さらに新たなヴォーカルやギターを加え、再生した。

エリオットは、英国BBCラジオ2のインタビューで、同アルバムについてこう語った。「俺らの楽曲の中で最もシンフォニックなもの16曲をロイヤル・フィルハーモニーとリワークしたんだ。俺ら、過去の録音物にオーケストラをぽんと添えただけってものにはしたくなかった」「俺はいくつかの曲でもう一度歌ってる。オリジナルのヴォーカルがオーケストラが加わると場違いな感じになったからだ。その1つが“Too Late For Love”だ。40年前の自分とデュエットしたんだよ。これまでで最高に奇妙な体験だった。でも、すごく楽しかったよ。タイミングとフレーズはすぐに思いついた。まるで俺のDNAに組み込まれていたみたいだ。でも、これまでで最も変な体験だったよ。言うならば、まだ生きている幽霊と一緒に歌っているようだった」

エリオットは、アルバムの出来に「ものすごく満足している」という。『Drastic Symphonies』は5月19日にリリースされる。

Ako Suzuki
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