アリス・クーパー、ニタ・ストラウスの復帰「俺のバンドにあるのは回転ドア」

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Photo by Rob Fenn

アリス・クーパーが、ギタリストのニタ・ストラウスがバンドに復帰した経緯について語った。ストラウスは昨年夏、アリスのもとを離れ「次のアドベンチャーへ直行」すると発表し、秋にデミ・ロヴァートのツアーに参加。アリスのツアーではその間、元メンバーのケイン・ロバーツがプレイしていた。

◆アリス・クーパー画像

『Ultimate Classic Rock』のインタビューで、ストラウスの復帰について話し始めたのは誰かと問われたアリスは、こう答えた。「面白いことに、俺はいつだってバンドに回転ドアを持ってる。誰かが何かやることがあり、“次の半年はこれをやりたい”って言うなら、俺は“いいよ、行け”って答えてる。全く問題ない。俺は、彼女がデミとやろうとしていたことを理解してた。上手くいった。いいことだ。そしてもちろん、ケインの復帰にファンは喜んでた。俺らにとっても彼らにとっても楽しかった。それが終わり、俺は“戻りたいか?”って(ストラウスに)訊いたんだ。彼女は“もちろん”って言ってた。俺は絶対に、出て行ったら戻って来られないような立場にミュージシャンを置かない」

アリスは、ストラウスのおかげで、ライヴで80年代の曲のいくつかがプレイしやすくなったとも話している。「ケインはもちろん、この世で俺のお気に入りの一人だ。彼はスタローンの身体にジェリー・ルイスの頭を持ってる。俺が知る最も面白い人たちの一人だ。でも、80年代の曲を復活させることができたのは、ニタがいたからだ。ニタはシュレッダーだ。ケイン・ロバーツがそれをしてた曲があっただろ。彼女が加入したとき、俺は“いくつかのアルバムの蓋を開けられるな”って言ったんだ。『Raise Your Fist and Yell』『Constrictor』なんかだ。あれらの曲はギターが支配しているようなものだ。ライアン(・ロキシー)とトミー(・ヘンリクセン)は素晴らしいロックンロール・ギター・プレイヤーだ。ジョー・ペリー・タイプだな。でも、シュレッダーがいると一層弾みがつき、可能性が広がる」

アリス・クーパーは4月28日にアメリカで新ツアーを開幕し、夏には、北米で開催されるデフ・レパードとモトリー・クルーの<The World Tour>に参加。相変わらず、ツアー三昧の日々が続き、その後はロブ・ゾンビと北米ツアーを開催する。



Ako Suzuki
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