ハリー・スタイルズ、ボニー・レイットら、グラミー賞®受賞に喜びのコメント

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▲ハリー・スタイルズ:Getty Images

現地時間2月5日、米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで<第65回グラミー賞授賞式®>が開催された。

今回の<グラミー賞®>では、リゾが年間最優秀レコード、ハリー・スタイルズが年間最優秀アルバム、ボニー・レイットが年間最優秀楽曲、サマラ・ジョイが最優秀新人賞を受賞。ビヨンセとMaverick City Musicがそれぞれ4部門で受賞に輝き、ビヨンセのグラミー賞®獲得総数は歴代最多の32に達した。日本出身のミュージシャンでは、宅見将典が“Masa Takumi”名義で発表した『Sakura』で最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞している。


▲ボニー・レイット:Getty Images


▲サマラ・ジョイ:Getty Images


▲Masa Takumi:Getty Images

ハリー・スタイルズとボニー・レイット、サマラ・ジョイ、Masa Takumiは、次のようにコメントしている。

   ◆   ◆   ◆

■ハリー・スタイルズ(受賞部門:年間最優秀アルバム、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム)

──アメリカでもイギリスでも大成功の一年でしたが、今の気分はいかがですか?

ハリー・スタイルズ:今は圧倒されてる感じかな。グラミー賞にノミネートされて、この賞を受賞して、本当にナイスだよ。僕のアルバムがアメリカでも評価されて、本当に感謝してる。僕たち(ハリーの共作者/共同プロデューサー2名)がスタジオに入る時は、僕たちが作りたいものを作ろうとしてる。だから、そのやり方が正しかったんだって感じられるのは、嬉しいね。僕と一緒にこのアルバムを作ってくれた人達を心から誇りに思う。

──このアルバムのツアーで曲を演奏していく中で、感情などは変化していきましたか?

ハリー・スタイルズ:音楽の素晴らしいところは、制作している長時間にそのアルバムと共に生きることができる点だと思う。僕は昔からパフォーマンスが大好きで、音楽をやる上で一番好きなことだったんだけど、今ではアルバムの制作プロセスにも恋に落ちることができた。それが僕の人生の中で愛することの一つになって、パフォーマンスはもう一つの愛することなんだ。ステージでプレイして、自分にとって大きな意味を持つ曲が、他の人たちにとっても意味を持つ曲になっているのを見るのは最高だよ。そして、僕が作りたい音楽を作れる環境を作ってくれたファンにすごく感謝してる。ステージでパフォーマンスしていると、自由を感じる。それは恩恵で、とても感謝しているよ。

■ボニー・レイット(受賞部門:年間最優秀楽曲、最優秀アメリカーナ・パフォーマンス、最優秀アメリカン・ルーツ・ソング)

──あなたが人の死を経験したことは、この曲にどんな影響を与えましたか?

ボニー・レイット:過去数年間はすごく大変な時期だったので、心が壊れてしまうストーリーの曲ではありますが、同時に恩恵や贖罪についての物語でもあります。神は今の私たちにこういう曲が必要なのを知っていると思います。

──長年音楽業界で活躍なさっていますが、どうすればより多くの女性たちが業界に入って、活躍できるようになると思いますか?

ボニー・レイット:何人の女性ミュージシャン、トランス女性ミュージシャンがステージ上に立っているかということについては議論がなされてきました。ですから、(アーティストだけでなく)支える側の人間に女性が増えることがいいことなんです。エンジニアやマネージャーやプロデューサーやレコード会社の重役の中にどんどん女性が増えてきていることは本当に素晴らしいことです。多様性の中には女性も含まれています。均等な機会と収入が必要なんです。だから、あなたの情熱を追いかけてください。インターネットはそれを可能にしています。TikTokを始めるといいですよ!

──同じカテゴリーにノミネートされたアーティストの中で一番好きな人はいますか?

ボニー・レイット:一番好きな人は選べないわ。もう本当にびっくりしましたよ。皆さん、本当に才能があって、セールスもビッグで、チャートの1位になるようなヒット曲の人たちだもの。それに比べたら私のアルバムは小さなもので、本当にノミネートされただけで嬉しかったから、本当に驚いてるし、誇りに思うわ。アデルのヴォーカルは私の心を砕く力があるし、全員の曲が好き。リゾも好きよ!

■サマラ・ジョイ(受賞部門:最優秀新人賞、最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム)

ビヨンセやリゾは私に大きな影響を与えた人たちで、そんな人たちに囲まれて受賞ができて、本当に嬉しいです。
黒人女性として、この賞を受賞した私を見て、私の従兄弟や親戚の子供たちが、自分たちも夢を叶えられるんだって思ってもらえたらと思います。

■宅見将典(Masa Takumi)(受賞部門:最優秀グローバル・ミュージック・アルバム)

──自己紹介をお願いします。

宅見将典:僕はインディペンデント・アーティスト・プロデューサーです。これは僕のソロ・インストゥルメンタル・アルバムです。

──長年あなたのことを応援してきたファンに伝えたいことはありますか?

宅見将典:僕は日本の音楽業界に育てていただきました。そしてその後、アメリカの音楽業界が僕を歓迎してくれたんです。ですから、日本の音楽業界とアメリカの音楽業界の両方にお礼を述べたいです。本当にありがとうございます。

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■番組情報

『第65回グラミー賞授賞式®』 ※字幕版
2023年2月6日(月)午後10:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※同時通訳版と字幕版それぞれ放送終了後~WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり

案内役:ジョン・カビラ、ホラン千秋
スペシャルゲスト:Travis Japan
スタジオゲスト:こがけん、IMALU、渡辺志保、Sora Aota/K2
レッドカーペットレポーター:Cahogold(カホゴールド)

▼関連番組
『Travis Japan meets The GRAMMY®』
〜グラミー賞®直前スペシャル〜
※WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中

〜グラミー賞®事後スペシャル〜
2023年3月5日(日)午後9:00[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
※WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり

『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ ライブ・アット・東京ドーム 2023』
2023年2月26日(日)午後5:30[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後、WOWOWオンデマンドで2週間アーカイブ配信あり

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