【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「チャイナシンバル」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そうなの?的なものから、世界の民族楽器まで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第84回のお題は「チャイナシンバル」です。

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つば広帽子の形に、比較的薄く伸ばした金属でできた楽器で、主に西洋音楽で使われるシンバル。中でもスプラッシュシンバルと並び、独特の音響を持つのがエフェクト・シンバルと呼ばれているチャイナシンバルである。

名のとおり中国で使用されているシンバルで、反り返っている形状からスウィッシュとも呼ばれ、サイズが幅広く、小さいものは持ち手を付けて京劇で用いキメの部分などで演奏される。倍音が整っていないために、音は他と比べると濁りのある音が特徴で、普通のアクセント以上のインパクトがほしい時に使用するが、逆にこれでビートを刻むこともある。

文:編集部



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