オジー・オズボーン、新リアリティ番組に不安

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Photo: Ross Halfin

英国の公共放送BBCは、アメリカから英国へUターン移住するオジー・オズボーン夫妻の様子を捉えたリアリティ番組『Home To Roost』を制作中だが、オジーは、20年前、彼ら一家を追ったMTVの人気番組『オズボーンズ』がもたらした結果を懸念し、新番組に神経をとがらせているという。

オジーはSiriusXMの自身の番組で、こう話した。「カーダシアンズはどうやったらあんなに長くやってられるのか、俺にはわからない。(『オズボーンズ』は)最終的に俺らを狂わせた」「やったこと、後悔はしていないが、3、4年が経ったとき、俺は“やり過ぎだ、このままでは誰かを失うことになる”って言ったんだ。ロックンロールの名声もかなり強烈だが、『オズボーンズ』のあのレベルは凄まじかった。子供たちはその代償を払った。彼らはみんな、ドラッグに走った。俺もおかしくなったし、シャロンは癌になった」「俺がマクドナルドにトイレを借りにいったときのこと覚えてるよ。トイレから出てきたら、店内でも外でも、全員が俺に向け叫んでた」

ゆえに、今回のつきっきりの撮影とそれがもたらす騒動が自分のメンタル・ヘルスにどのような影響を与えるか、「ものすごく神経をとがらせている」という。オジーは当初、乗り気ではなかったが、妻でマネージャーのシャロンから「少しだけだから」と説得されたそうだ。

『Home To Roost』は1エピソード30分で、10エピソードが年内、放送される予定。

Ako Suzuki
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