【俺の楽器・私の愛機】1156「いつか役割は巡ってくる!?」
【Epiphone 1958 Korina Flying V】(東京都 julie hendrix アラ還)
93回目にストラトタイプのレフティを掲載頂いた者です。
これはレフティより2年ほど前、同じく単身赴任時代、寂しさを紛らわすために近所のリサイクルショップから格安で引き取ってきた一品です。
変形ギターはどうしても小っ恥ずかしくて大枚を叩いてまで手に入れるほどの思い入れを持てなかったのですが、かなり大昔のギター雑誌の記事にEddieがGibsonのコリーナVを抱えている写真を見て「カッコええなぁ」と思っていました。が、容易に手に入れられる物ではないので単なる憧れの品となっていました。
ある日仕事帰りにリサイクルショップに立ち寄ると目に飛び込んできたのは真っ黒なフライングV。「コリーナ」と記されてましたが、「ナチュラルカラーじゃなけりゃ意味無いでしょ」って思った時、Eddieの抱えるVが脳裏をかすめて「剥がせばいいじゃん!」と即決購入してしまいました。
それから2ヶ月ほどかけて改造を行いました。塗装剥がしにおよそ3週間、磨いて磨いてラッカー塗装し、重量バランスがすこぶる悪かったのでクルーソンタイプのペグに交換し、なんとかそれっぽく仕上げることができましたが、それですっかり満足してしまい、特に弾き込むことなく7~8年ほどお蔵入りとなってしまいました。
数週間前YouTubeでWolfieが追悼ライブでギタリストとしてVan Halenの曲を演奏しているのを観て感動してしまい、「よし!オレもHot For Teacherをコピーしよう!」と奮い立ち、このコで弾かねばならぬと突然出番がやってきたのです。
曲がギターを選ぶということがあるのか分かりませんが、間違いなくストラトより合っていて、めちゃくちゃ軽くて疲れ知らず、何気に音のニュアンスも近い気がするのは親バカだからでしょうか?今頃になってやっと愛機と呼べるようになり手放せない一本となりました。メデタシメデタシ。
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ウルフギャング、私も取材をしたことがありますが、いい子ですよね。父親へのリスペクトはもちろん、あらゆる人に対し真摯な姿勢が音楽にも現れていました。それにしても「Hot For Teacher」のコピーはしんどい。平気で弾きこなしているウルフギャングをみるとDNAを感じます。下記ライブのベースはデイヴ・グロールですね。それにしてもこのV、めっちゃかっこいいなあ。リフィニッシュも完璧。1958年Vって、本物は見たことないけど、時代を超越したカッコよさですよね。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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