ジューダス・プリースト、K.K.ダウニングとの再会は2時間のみ

ポスト
Photo by Justin Borucki

ジューダス・プリーストのイアン・ヒル(B)は、ロックの殿堂の式典で元バンド・メイト、K.K.ダウニングと再会でき嬉しかったという。しかし、式典で共にパフォーマンスしたものの、リハーサルも含め、一緒に過ごしたのは2時間ほどしかなかったそうだ。

◆ジューダス・プリースト画像

ヒルは『Alamo True Metal』のインタビューで、式典での体験についてこう語った。「全てのことが魔法のようだった。自分が考えていたものとは大違いだった。まず、あれほど大規模なイベントだとは知らなかったよ。たくさんの人たちがいた。チケット買った一般の人たちだ。スターや有名人たちが座るテーブルだけじゃなかったんだ。あのスケールには本当に驚いたよ」

「最終的に、楽しいものだった。ケン(ダウニング)とまた会えたのは素晴らしかった。彼もそう思っているよう願ってる(笑)。あっという間だった。彼とはリハーサルの日(式典の2日前)に1時間くらい会い、当日にもう1時間くらい会った。それで、みんな、解散だ。でも、ケンとレス(・ビンクス)に会えて良かったよ。レスとは1980年か、多分1979年以来会っていなかった。彼にまた会えて良かったよ。みんなと握手して良かった」

リハーサルで久しぶりに会ったときには、「俺がケンのところへ挨拶に行った。レスにもな。それくらいかな。ロブ(・ハルフォード)もグレン(・ティプトン)もそうしていた」という。「そしてもちろん、リッチー(・フォークナー)がいて……リッチーは社交的だからな、ケンとたくさん話してたよ。ああ、全員がプロフェッショナルで、全て上手くいった。素晴らしいパフォーマンスだった」

ヒルは式典の数週間前、ダウニングと和解し彼がバンドに復帰する可能性はあると思うかと問われると、「あり得ないとは言わない。とにかく、(ダウニングは)ロックの殿堂に出席する。彼は俺らとステージに立ち、何曲かプレイする。それが何かの始まりになるかもしれない。俺にはわからないよ。一方で、彼は俺らをバラバラにするかもしれない(笑)」と答えていた。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報