U2のラリー・マレン・ジュニア、手術を受けるため「2023年は多分プレイできない」

ポスト
Photo by Kurt Iswarienko

U2は2019年12月を最後にツアーを開催しておらず、ライヴ活動の再開が待ち望まれているが、もし2023年にライヴをやるとしても、ドラマーのラリー・マレン・ジュニアは参加できない可能性が高いという。

今週、U2の特集記事を掲載した『The Washington Post』は、ラリーが、もしバンドが来年ライヴ・パフォーマンスするとしても恐らく彼無しになると話したと伝えた。プレイを続けるために手術を受ける必要があるそうだ。記事の中で、症状や手術の詳細についての説明はなかった。

同紙によると、U2は、まだリリースする時期は決めていないものの、2作分に相当するアルバムが完成間近だという。ボノは最近、『The New York Times』のインタビューで「前2作でポップ・チャートに繋がりたいって願ったが、失敗した」「ラジオで流れるようなポップ・ソングが欲しかった」「いまは、最高に容赦なく、反抗的で大胆で、ポップ・チャートなんてクソくらえなロックンロール・ソングが作りたい」と話していた。

U2は今年、パフォーミング・アーツを通しアメリカ文化に貢献した人たちへ贈られるケネディ・センター名誉賞の受賞が決まっており、今週土曜日(12月4日)、ケネディ・センター・オペラ・ハウスでその式典が開かれる。2022年度(第45回)のケネディ・センター名誉賞はU2ほか、R&B/ソウル・シンガーのレジェンド、グラディス・ナイト、コンテンポラリー・クリスチャン&ポップ・シンガーのエイミー・グラント、作曲家/教育家のTania León、俳優のジョージ・クルーニーへ贈られる。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報