【俺の楽器・私の愛機】1100「モーリス 恐るべし!!」
【Morris W-25】(広島県広島市 赤い鳥 XX歳)
2年前、定年退職を機にアコギを再開しました。再開といっても、中学時代にチョロっとやって挫折、大学時代に我流で少し、の経験です。
退職金を手にして金銭感覚が麻痺し(笑)、大ファンの山本潤子さんの愛機、欲しかったGibson CF-100(復刻版ですが)を即購入。そして更に金銭感覚が狂い、これも欲しかったMartin 000-28、Martin 000-15Mを次々と購入。若干(かなり?)宝の持ち腐れ感はありますが、週一で、青春回顧とストレス解消のため自己満足の弾き語りをやっています。
今回、「私の愛機」として紹介したいのは、CF-100でも000-28でも000-15Mでもありません。ある日、実家の倉庫から中学時代(48年前)に購入したMorris W-25を発見!ケースに入っておらずかなり埃をかぶっていましたが、ペグにサビ、ボディにキズや変色があるものの、ネックの反りや捻じれがないなど、大きなダメージもなく即使えそうな状態に感嘆。合板ですがトップがスプルース、サイドとバックがローズウッド、ずっしりと重くしっかりとした作りです。
早速、弦を張って試奏してみると、なんと太い大きい迫力のある音。サスティーンはGibsonやMartinにはとうてい敵いませんが、さすが「モノづくりの日本」の時代のモーリス!低ランク機種にもかかわらず、違う意味で十分対抗できる音です。
写真のW-25は、ピックガードをべっ甲柄、ブリッジピンを牛骨インレイ付に変更、ヘッドと指板にインレイシールを貼るなど遊び心を加えてみました。ギターはいいですよね。楽しいですよね。いつの日か弾けなくなる日がくるまで楽しみたいと思います。
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趣味の世界は、金銭感覚は麻痺してこそ本望というものです。だってさ、価値観というのは人それぞれで違うんですもの。それがアイデンティティでしょ。だから、人からは「え?」と驚くような購入行動でも、そこに計り知れない充実感と喜びを得るのが趣味人の雅な世界。次に突き進むべき道は、古きW-25を集めだす事かもしれません。続報をお待ちしております。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」
※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ