【俺の楽器・私の愛機】1062「45年ぶり奇跡の再会」

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【フェルナンデス FST-60】(東京都 ぱお吉 59年生まれ)


みなさんの投稿にそれぞれの思い出に触れ 高校の同級生に譲ったあのギターはどうしているのかと「あんな仕様だった」「こんな音がしてた」と想い更けながら何気なく通販サイトを眺めていらそれっぽいギターが販売されているじゃないですか!

写真では細かな所までは確認はできませんが もしや・・・。これは現物も見ないといけないと販売店を調べたら隣の駅ではないですか。早々に出向いて対面するとまぎれもない手放したギターそのものでした。自ら交換したペグ・エスカッション、打傷、そして私が手書きした購入日。何と45年ぶり私の手元に戻って来たのです。もう奇跡の再会と言うしかないです。

高1の時にバイト代を握りしめ秋葉原の朝日無線(のちのラオックス)で憧れのフェルナンデスを手に入れたのです。ウキウキしながらうれしく持ち帰った良い思い出です。45年間このギターは私に戻るまでどんな旅をしてきたんだろうかと思いなから自分の45年間を考えさせられました。もう手放すことはありません。





   ◆   ◆   ◆

えー、こんなことあるんですか。奇跡に奇跡を重ねないとありえない話。もう一度邂逅するだなんてすごすぎる。若気の至りで手放したのかも知れませんが、こいつこそ生涯の伴侶だったんですね。こんな奇跡を味わいたいと思い、愛機をわざと手放してみようかなんて頭をよぎった私は、多分疲れているのでしょう。50年近くもの間、可愛がられてきたギターですから、素質も抜群だったんだな。多くのギターが廃棄されているであろう中で、人の波を生き抜いてご主人のもとに帰還したギターは、世界最強です。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布中されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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